現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2019年10月26日のデイリーキーワードランキング
1 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
2 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
3 | 七夕や髪ぬれしまま人に逢ふ |
4 | 分け入つても分け入つても青い山 |
5 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
6 | 冬耕の土裏返す雀どち |
7 | 若葉からまつすぐに来る朝の風 |
8 | 逢いたくて逢えない輩露の玉 |
9 | 天平のをとめぞ立てる雛かな |
10 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
11 | ああと言ふもあつと思ふも秋の風 |
12 | あはれ子の夜寒の床の引けばよる |
13 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
14 | ああみんなわかものなのだ天の川 |
15 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
16 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
17 | 愛するは櫻紅葉のベンチかな |
18 | 彼一語我一語秋深みかも |
19 | 嗚呼と言えば淋しい蛇が穴を出る |
20 | 酒買ひに韋駄天走り時雨沙弥 |
21 | 人あらず風になびくはわが花野 |
22 | ああ弥生ばらまかれたる焼夷弾 |
23 | ああ暗い煮詰まっているぎゅうとねぎ |
24 | 愛国も売国もみな着ぶくれて |
25 | 天井に日の斑ゆらめく針供養 |
26 | 愛すべし椋鳥は鈴生り君は弓なり |
27 | 鶴渡る大地の阿呆 日の阿呆 |
28 | 愛鳥週間手を差しあげて鳩放つ |
29 | 愛咬のまま陸前の月夜茸 |
30 | ああ大和にし白きさくらの寝屋に咲きちる |
31 | ああ小春我等涎し涙して |
32 | 吾在りて泛ぶ薄氷聲なき野 |
33 | 埃から埠頭吸い馬の眼馬の眼を怒る |
34 | ああといひて吾を生みしか大寒に |
35 | 藍いろの火がきつとある桜の夜 |
36 | 羽あつて梢のてつぺんでの早起き |
37 | 嗚呼神様オリンピックの冬の陣 |
38 | 湯上りの嬰秤りをる雛の前 |
39 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
40 | 藍の花咲く番外の札所かな |
41 | ああ言へばかう言ふ年の又明くる |
42 | 愛蔵の碗の手入れも年用意 |
43 | 素袷やそのうちわかる人の味 |
44 | 愛情もアイスクリームも喉通る |
45 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
46 | 逢ひに来しいもうとなるか雪ぼたる |
47 | 紅葉明るし手紙よむによし |
48 | 愛してと言はんがばかりしやぼん玉 |
49 | 藍ゆかた一本独鈷の博多帶 |
50 | 藍を着るもうすぐ蛇になれそうで |
2024年9月21日 01時26分更新(随時更新中)