現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年8月22日のデイリーキーワードランキング
1 | 八月や六日九日十五日 |
2 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
3 | 闇中に山ぞ峙つ鵜川かな |
4 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
5 | 夏嵐机上の白紙飛び尽す |
6 | ここまでと踵返せり大花野 |
7 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
8 | をととひのへちまの水も取らざりき |
9 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
10 | 一月の川一月の谷の中 |
11 | しづかなる力満ちゆきばつたとぶ |
12 | 跳箱の突き手一瞬冬が来る |
13 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
14 | 門とぢて良夜の石と我は居り |
15 | 夏の河赤き鉄鎖のはし浸る |
16 | 敗戦忌蝉より多い蝉の穴 |
17 | 囮鮎なれど川上目指しけり |
18 | 己が影を慕うて這へる地虫かな |
19 | せきをしてもひとり |
20 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
21 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
22 | 夜鷹いてこの日人参ばかり買う |
23 | うちの蝶としてとんでいるしばらく |
24 | 星空へ店より林檎あふれをり |
25 | 遠花火時代遅れの音届く |
26 | ところてん煙のごとく沈みをり |
27 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
28 | 女身仏に春剥落のつづきをり |
29 | 走り根は怒りの動脈春時雨 |
30 | 幾千代も散るは美し明日は三越 |
31 | 牡丹百二百三百門一つ |
32 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
33 | 水甕の真闇に一灯初蛍 |
34 | 蔓踏んで一山の露動きけり |
35 | 千年杉の千年前の夏の雨 |
36 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
37 | 朝霧の青き中なれば言いやすし |
38 | 葦原にざぶざぶと夏来たりけり |
39 | 千年を秋風の吹く禁裏かな |
40 | 肉体は死してびつしり書庫に夏 |
41 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
42 | ゆきあうて運動部員淑気満つ |
43 | 逢いたくて泣きたくて菜の花になる |
44 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
45 | 雪女郎おそろし父の恋恐ろし |
46 | 曼珠沙華どこそこに咲き畦に咲き |
47 | しどみ野の窪みよ遠く湧く汽笛 |
48 | しつかりと見ておけと瀧凍りけり |
49 | ふるさとの坂八方に春の嶺 |
50 | ほうたるやしあはせてふもろきもの |
2024年9月24日 03時41分更新(随時更新中)