現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2016年1月14日のデイリーキーワードランキング
1 | 枯れゆけばおのれ光りぬ枯木みな |
2 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
3 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
4 | 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな |
5 | 大寒の一戸もかくれなき故郷 |
6 | せきをしてもひとり |
7 | 時鳥厠半ばに出かねたり |
8 | 梨咲くと葛飾の野はとの曇り |
9 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
10 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
11 | 水枕ガバリと寒い海がある |
12 | 風鈴のひとり言きく 夕茜 |
13 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
14 | 戸口より櫓田見ゆる平和かな |
15 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
16 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
17 | 初暦知らぬ月日は美しく |
18 | 初富士にかくすべき身もなかりけり |
19 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
20 | 御神籤にゆるゆる行けと霜柱 |
21 | 乳母車夏の怒濤によこむきに |
22 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
23 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
24 | 年を以て巨人としたり歩み去る |
25 | しんしんと寒さがたのし歩みゆく |
26 | 冬蜂の死に所なく歩きけり |
27 | あたたかい白い飯が在る |
28 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
29 | ゆさゆさと肩の青竹左義長へ |
30 | 春や昔十五万石の城下哉 |
31 | 水中の河馬が燃えます牡丹雪 |
32 | 寒鴉個に徹しゐて動かざる |
33 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
34 | いつせいに柱の燃ゆる都かな |
35 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
36 | 大寒の埃の如く人死ぬる |
37 | 二月礼者吊橋渡りやつて来し |
38 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
39 | 雁やのこるものみな美しき |
40 | 牡丹百二百三百門一つ |
41 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
42 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
43 | 対のものいつしか欠くるひめ始め |
44 | ラガー等の遠く静かに激突す |
45 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
46 | 花菖蒲角度を変えて作句せり |
47 | 楪や受け継ぐ父の鋸鉋 |
48 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
49 | 頂上や殊に野菊の吹かれ居り |
50 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
2024年9月23日 14時21分更新(随時更新中)