現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年1月15日のデイリーキーワードランキング
1 | 小春日や杖一本の旅ごころ |
2 | 柊の花一本の香りかな |
3 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
4 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
5 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
6 | 足の立つ嬉しさに萩の芽を検す |
7 | 水枕ガバリと寒い海がある |
8 | 葉牡丹や女ばかりの昼の酒 |
9 | 秋晴や火口を落ちる砂の音 |
10 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
11 | 葡萄食ふ一語一語の如くにて |
12 | うしろ姿の時雨てゆくか |
13 | 春の鳶寄りわかれては高みつつ |
14 | 寒鴉歩けば動く景色かな |
15 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
16 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
17 | 三寒四温夜は尚更よ碁石を置く |
18 | 大和よりヨモツヒラサカスミレサク |
19 | 猛春や素読の一と日となりにけり |
20 | むらさきになりゆく二羽の青鷹 |
21 | 心には紋付袴初句会 |
22 | 蝶々のもの食ふ音の静かさよ |
23 | ものの種にぎればいのちひしめける |
24 | 佐渡ヶ島ほどに布団を離しけり |
25 | 罰よりも罪おそろしき絵踏かな |
26 | せきをしてもひとり |
27 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
28 | 黒猫の子のぞろぞろと月夜かな |
29 | 秋空を二つに断てり椎大樹 |
30 | 娘へと寒味噌贈る旅の空 |
31 | 去年今年貫く棒の如きもの |
32 | 冬かもめ真昼は大きな忘れもの |
33 | 雪霏々と舷梯のぼる眸濡れたり |
34 | 地の涯に倖せありと来しが雪 |
35 | ピストルがプールの硬き面にひびき |
36 | サイコロは六の上り目初笑い |
37 | ようやくに決まる振袖桃の花 |
38 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
39 | 一月の川一月の谷の中 |
40 | 土手を外れ枯野の犬となりゆけり |
41 | うごけば、寒い |
42 | もう一人の自分をさがす初鏡 |
43 | 白き息ゆたかに朝の言葉あり |
44 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
45 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
46 | 紙漉くや天の羽衣より薄く |
47 | おとといのああしたことも鶴渡る |
48 | 消防も野次馬も去り守宮鳴く |
49 | 恋猫の恋する猫で押し通す |
50 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
2024年4月27日 12時36分更新(随時更新中)