現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2020年6月22日のデイリーキーワードランキング
1 | 夏瘦せて嫌ひなものは嫌ひなり |
2 | 牡丹百二百三百門一つ |
3 | 空をゆく一かたまりの花吹雪 |
4 | さるすべり美しかりき与謝郡 |
5 | あんぱんの葡萄の臍や春惜しむ |
6 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
7 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
8 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
9 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
10 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
11 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
12 | 雪渓をかなしと見たり夜もひかる |
13 | のどけさに寝てしまひけり草の上 |
14 | 易々と還暦通過 東天紅 |
15 | 卒業の兄と来てゐる堤かな |
16 | あるけばかつこういそげばかつこう |
17 | 樺美智子忌白髪を手で梳けり |
18 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
19 | 木の卓にレモンまろべりほととぎす |
20 | 大丈夫みんな死ねます鉦叩 |
21 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
22 | せり、なづな日本語よろし紙兜 |
23 | 未来図は直線多し早稲の花 |
24 | 月光の象番にならぬかといふ |
25 | 梅雨最中わが存念のけぶりをり |
26 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
27 | 海鳴のなほ遠く樺美智子の忌 |
28 | てのひらの水の珠玉よ青葉騒 |
29 | 雲の峰いくつ崩れて月の山 |
30 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
31 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
32 | わだつみに物の命のくらげかな |
33 | 己れ消さむとかげろふの渦に入る |
34 | 麿、変? |
35 | 花菖蒲傘かしげして行き違ふ |
36 | 凍鶴に夢の世の月泛みけり |
37 | 一枚の空に鴈ある絹の道 |
38 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
39 | 緑蔭や矢を獲ては鳴る白き的 |
40 | 脱ぎ捨ての靴拗ねている浜日傘 |
41 | 雨あがるときの火種の曼珠沙華 |
42 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
43 | 傘かしげ吾子ともやひつ走り梅雨 |
44 | 夏布団ふわりとかかる骨の上 |
45 | 大雷雨鬱王と合ふあさの夢 |
46 | 彼一語我一語秋深みかも |
47 | 白紫陽花そこに霊魂あるごとく |
48 | 水中の河馬が燃えます牡丹雪 |
49 | 老鶯のこだまかへらず雲巌寺 |
50 | かいつぶりさびしくなればくぐりけり |
2024年9月26日 11時08分更新(随時更新中)