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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2013年3月12日のデイリーキーワードランキング

1

春めきてものの果てなる空の色
2

かあちゃんよ今はどのへん春彼岸
3

校門を出て無口なる卒業子
4

文字忘れ言葉忘れて夏過ぎぬ
5

湯呑久しくこはさずに持ち四十となる
6

ものの種にぎればいのちひしめける
7

青蛙おのれもペンキぬりたてか
8

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
9

越の香を抱き白鳥の北帰行
10

たまねぎのたましひいろにむかれたり
11

しがらみを抜けてふたたび春の水
12

白牡丹といふといへども紅ほのか
13

手をとめて春を惜しめりタイピスト
14

歳晩や影現れて人の来る
15

帰らなんいざ草の庵は春の風 をやめる)
16

この土や桜咲く国わが住む国
17

つちふるやまだうっすらと蒙古斑
18

春風に浮かれ遊べや石仏
19

啓蟄や兄の戦艦浮上せず
20

こいのぼりかたちがあってないような
21

毎年よ彼岸の入りに寒いのは
22

夕方の影あいまいに春障子
23

ほろ苦きわが来し方や蕗の薹
24

七転び八起きせぬまに春立てり
25

飛花落花命ひらひらしていたる
26

もしもしと言えばもしもし桜草
27

学問のさびしさに堪へ炭をつぐ
28

ピストルがプールの硬き面にひびき
29

まだ来ない春は道草好きらしい
30

肩に来て人懐かしや赤蜻蛉
31

菜の花やはつと明るき町はづれ
32

恋ふたつ レモンはうまく切れません
33

ゆく春やをりをりたかき沖津波
34

卒業の兄と来てゐる堤かな
35

牡丹百二百三百門一つ
36

軍鼓鳴り/荒涼と/秋の/痣となる
37

ひく波の跡美しや桜貝
38

翅あらば今たたみ頃夕端居
39

わかさぎを薄味に煮て暮色くる
40

剪定の枝のとび散る通学路
41

関東平野でこぼこがあって冬
42

あたたかな雨が降るなり枯葎
43

蛇逃げて我を見し眼の草に残る
44

いま啼いた鴉が起点春立てり
45

寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃
46

鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉
47

春暁や人こそ知らね木々の雨
48

春の日やあの世この世と馬車を駆り
49

夏燕ななめ45度の空
50

ドーナツのシナモンシュガー大雪解


2024年4月25日 20時19分更新(随時更新中)
 

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