現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2022年8月6日のデイリーキーワードランキング
1 | 八月や六日九日十五日 |
2 | 漬物桶に塩ふれと母は産んだか |
3 | 草負うて男もどりぬ星祭 |
4 | 青葉騷あまたのチャンスのがしたり |
5 | みどり児の拳の汗も乳の匂ひ |
6 | 秋つばめ包のひとつに赤ん坊 |
7 | おもうさまふりてあがりし祭かな |
8 | 萩の風何か急かるる何ならむ |
9 | 而してわれ不知火の蘂となり |
10 | 蝉時雨子は担送車に追ひつけず |
11 | 白梅の万蕾にさすみどりかな |
12 | 忘れしか知らぬ顔して畠打つ |
13 | 十六夜や渚のふたり動かざり |
14 | 先導は雲水の鈴凌霄花 |
15 | 重ね着の中に女のはだかあり |
16 | きらめける寒行僧を拝みけり |
17 | たばしるや鵙叫喚す胸形変 |
18 | 水脈の果て炎天の墓碑を置きて去る |
19 | やすらかやどの花となく草の花 |
20 | 夕立が洗つていつた茄子をもぐ |
21 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
22 | 今生の今日の花とぞ仰ぐなり |
23 | 早乙女の袂ほどきし書餉かな |
24 | 秋刀魚焼く煙はむかし夕厨 |
25 | 剪定枝積みをる駝鳥小屋の前 |
26 | 日を追わぬ大向日葵となりにけり |
27 | 自転車の荷を覗き合う磯の春 |
28 | 己が影を慕うて這へる地虫かな |
29 | 暗室の男のために秋刀魚焼く |
30 | かなかなや師弟の道も恋に似る |
31 | くず金魚どこの祭も知っている |
32 | 街角の風を売るなり風車 |
33 | 黄泉の国 国花はシロバナヒガンバナ |
34 | 坪庭の風も招きて新茶淹る |
35 | 鍬打つて涼しき土となりにけり |
36 | てのひらの水の珠玉よ青葉騒 |
37 | やつぱり一人はさみしい枯草 |
38 | 育たなくなれば大人ぞ春のくれ |
39 | 年内正月父亡き家に落ちつかず |
40 | 水中の河馬が燃えます牡丹雪 |
41 | 耳の如くカンナの花は楽に向く |
42 | 秋蟬のこゑ澄み透り幾山河 |
43 | 秋蝉のこゑ澄み透り幾山河 |
44 | 奉公にゆく誰彼や海蠃廻し |
45 | 委任状の多き総会つばめ来る |
46 | 母に酒父に牡丹餅苧穀焚く |
47 | 星既に秋の眼をひらきけり |
48 | 栃木にいろいろ雨のたましいもいたり |
49 | 青空や花は咲くことのみ思ひ |
50 | 雁帰る空あり彼方ありにけり |
2024年4月20日 02時18分更新(随時更新中)