現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年3月20日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 毎年よ彼岸の入りに寒いのは |
3 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
4 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
5 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
6 | 風待ちの椿一花や青年僧 |
7 | 春の鳶寄りわかれては高みつつ |
8 | 淡路島と色彩学とはるかなり |
9 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
10 | 黒牛の憩う夕刊沈丁花 |
11 | 袋の絵信じて小さき種を蒔く |
12 | 羽子板や子はまぼろしのすみだ川 |
13 | 青芒冲に力の船通る |
14 | なめくじり寂光を負い鶏のそば |
15 | 初凪の秘儀あかあかと隠れざる |
16 | 酔漢の睡りの中も飛花落花 |
17 | 梨の木に用あり飛驒の大人 |
18 | たまねぎのたましひいろにむかれたり |
19 | 赤のまんま面影にある背比べ |
20 | 銀杏散るまつだだ中に法科あり |
21 | をさなくて蛍袋のなかに栖む |
22 | 根の国に萌えるはこべや箱枕 |
23 | おちついて死ねそうな草萌ゆる |
24 | コスモスを拔けてゆくまで見送りぬ |
25 | 毒あれば毒のかがやき青蜥蜴 |
26 | 行く方にまた満山の桜かな |
27 | 草餅やひとさしゆびはそびえけり |
28 | 洗面器やさしい春と出会いけり |
29 | 雪達磨とけゆく魂のなかりけり |
30 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
31 | 母逝きてへこみしままの紙風船 |
32 | 現世に銭撒いて行く春の葬 |
33 | 本当の建国の日は誰も知らず |
34 | 火口跡動悸の残る枯どぐい |
35 | 越の香を抱き白鳥の北帰行 |
36 | 乱歩忌のサンドバッグが垂れ下がり |
37 | 黄金虫からだかなしと言い給え |
38 | 催花雨や空き家に人の出入りして |
39 | 梅二月ひかりは風とともにあり |
40 | 茲十日萩大名と謂ひつべし |
41 | 紅梅から紅梅へ飛ぶ悪夢の鳥 |
42 | 墨の香の中にひとりの十三夜 |
43 | 灯をともす運河の橋や初桜 |
44 | 雁なきてひとりの母を老いしむや |
45 | 蝉しぐれもはや戦前かもしれぬ |
46 | さみだれる胸中貸間生るるかな |
47 | 左ききの鋏をさがす土佐水木 |
48 | 相模・武蔵分かつせせらぎ鮎下る |
49 | 梨咲くと人にはぐるる心地せり |
50 | 六月の雲あわただし大庇 |
2024年9月27日 00時11分更新(随時更新中)