現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2023年12月9日のデイリーキーワードランキング
1 | 家康公逃げ廻りたる冬田打つ |
2 | あかあかとあかあかあかとまんじゆさげ |
3 | 銃後といふ不思議な町を丘で見た |
4 | 天文や大食の天の鷹を馴らし |
5 | 一日もの云はず蝶の影さす |
6 | 海に出て木枯帰るところなし |
7 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
8 | オリオンの盾新しき年に入る |
9 | 雪の原犬沈没し躍り出づ |
10 | 唇甜めて英霊に礼す冬旱 |
11 | 咳をしても一人 |
12 | 朝露や胸を濡らせし泣き羅漢 |
13 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
14 | のどけさに寝てしまひけり草の上 |
15 | 凩や馬現はれて海の上 |
16 | 俺に是非を説くな激しき雪が好き |
17 | 炎天の蝶を離れて蝶の影 |
18 | 幻の女とゆく夜の花八ツ手 |
19 | 戦いに征かないさくら征くさくら |
20 | 初山河あふれくるもの掌に |
21 | 着膨れてなんだかめんどりの気分 |
22 | 一炊の夢の色ともねぶの花 |
23 | 億年のなかの今生実南天 |
24 | 流れたる花屋の水の氷りけり |
25 | 母の日の母の手の海にぎりめし |
26 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
27 | 白桃を供へ仏間の華やぎぬ |
28 | 余情残心障子の韻の暮れかぬる |
29 | 月夜、あるだけの米をとぐ |
30 | オデッサもクリミアもゆめ雪の原 |
31 | 良く眠るための体操蚯蚓鳴く |
32 | 片畝の残雪の道別るべし |
33 | きみ恋わむ式部納言の裔として |
34 | 雪の日の浴身一指一趾愛し |
35 | 栗咲く香にまみれて寡婦の寝ねがたし |
36 | 墓のうらに廻る |
37 | くちびるがぶ厚く走る枯木灘 |
38 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
39 | あるけばかつこういそげばかつこう |
40 | をみなとはかかるものかも春の闇 |
41 | 声高き病気自慢や冬日和 |
42 | 風上に白鳥あそび年立てり |
43 | あさまらのめでたき春となりにけり |
44 | やはらかき身を月光の中に容れ |
45 | 探梅やみささぎどころたもとほり |
46 | 冷奴隣に灯先んじて |
47 | 麗しき春の七曜またはじまる |
48 | 串柿の百並びたる句友の笑み |
49 | 黒凍みの道夜に入りて雪嶺顕つ |
50 | いくたびも震ふ大地や寒昴 |
2025年8月29日 03時58分更新(随時更新中)