現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2020年2月4日のデイリーキーワードランキング
1 | てふてふや遊びをせむとて吾が生れぬ |
2 | 竹林の月の奥より二月来る |
3 | 重ね着の中に女のはだかあり |
4 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
5 | ちちははの墓には寄らで野に遊ぶ |
6 | 叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉 |
7 | せきをしてもひとり |
8 | いつさいは天上にあり枯蓮 |
9 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
10 | 立冬のことに草木のかがやける |
11 | あるけばかつこういそげばかつこう |
12 | 牡丹百二百三百門一つ |
13 | 懐かしき虹の下には活断層 |
14 | 雨の中に立春大吉の光あり |
15 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
16 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
17 | 短日の梢微塵にくれにけり |
18 | ちんぽこもおそそも湧いてあふるる湯 |
19 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
20 | セルを着て遊びにゆくや東京へ |
21 | 六月を奇麗な風の吹くことよ |
22 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
23 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
24 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
25 | 分け入つても分け入つても青い山 |
26 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
27 | 虚子の忌の大浴場に泳ぐなり |
28 | 夜の桃死ぬまで化粧水たたく |
29 | また一人遠くの芦を刈りはじむ |
30 | 入学の吾子人前に押し出だす |
31 | スケートの紐むすぶ間も逸りつつ |
32 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
33 | 階段が無くて海鼠の日暮かな |
34 | 離りても離りても五月榛名澄む |
35 | 菜の花忌ゆるゆると来る氷点下 |
36 | 花吹雪の間合ひは天の吸ふ息か |
37 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
38 | 胃の中の新薬騒ぐ薬の日 |
39 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
40 | 咲き満ちてこぼるる花もなかりけり |
41 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
42 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
43 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
44 | 深雪の富岳は重き無音界 |
45 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
46 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
47 | きさらぎの母の忌雨余るほど |
48 | 草原や夜々に濃くなる天の川 |
49 | 水枕ガバリと寒い海がある |
50 | 早春の庭をめぐりて門を出でず |
2024年5月5日 18時00分更新(随時更新中)