現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年12月13日のデイリーキーワードランキング
1 | 我家まで月の一すぢ |
2 | 海に出て木枯帰るところなし |
3 | たんぽぽたんぽぽ砂浜に春が目を開く |
4 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
5 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
6 | 水枕ガバリと寒い海がある |
7 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
8 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
9 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
10 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
11 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
12 | みちのくの雪深ければ雪女郎 |
13 | 芋の露連山影を正しうす |
14 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
15 | 華やかや吾をつつみて舞ふ落葉 |
16 | ポポポポとタンポポ笑う兎跳び |
17 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
18 | 世に旧りし目鼻集めて汗ぬぐう |
19 | 菜の花の和顔施こぼる中に佇つ |
20 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
21 | 和紙を漉く家に生まれて水温む |
22 | たんぽぽや長江濁るとこしなへ |
23 | 山又山山桜又山桜 |
24 | 元日の日があたりをり土不踏 |
25 | 空をゆく一かたまりの花吹雪 |
26 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
27 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
28 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
29 | 入れものが無い両手で受ける |
30 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
31 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
32 | なほ遠くきこえてかなし獅子の笛 |
33 | 夕薄暑授乳の記憶ほのぼのと |
34 | 夜話の最後は聞かず眠りけり |
35 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
36 | 湯上がりのごと雲間の冬満月 |
37 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
38 | 折鶴をひらけばいちまいの朧 |
39 | 牡丹を活けておくれし夕餉かな |
40 | くさめして我は二人に分かれけり |
41 | 椿とは知らずに椿落ちている |
42 | 星空へ店より林檎あふれをり |
43 | 冬深し巨船ひたすら南溟へ |
44 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
45 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
46 | 風死して切り取り線を逸れにけり |
47 | 人の世に花を絶やさず返り花 |
48 | まぼろしの鹿はしぐるるばかりなり |
49 | せきをしてもひとり |
50 | 雪降るよ障子の穴を見てあれば |
2024年9月24日 06時57分更新(随時更新中)