現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年10月15日のデイリーキーワードランキング
1 | 夜桜やひとつ筵に恋敵 |
2 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
3 | 青年鹿を愛せり嵐の斜面にて |
4 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
5 | 海に出て木枯帰るところなし |
6 | いつせいにきのこ隠るる茸狩 |
7 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
8 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
9 | せきをしてもひとり |
10 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
11 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
12 | 天空の秘密のブーゲンビリアかな |
13 | 靑年へ愛なき冬木日曇る |
14 | 白河の関絢爛と稲つるび |
15 | 茶の花のころがつてをる甃 |
16 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
17 | 蕗の薹おもひおもひの夕汽笛 |
18 | 面輪板老いの日月の淡くすぐ |
19 | 長考は山の芋より始まりぬ |
20 | 雨の沙羅雨あとの沙羅うす月夜 |
21 | 木曽川の今こそ光れ渡り鳥 |
22 | 神々のあくびが桜を枯らすのか |
23 | 閂をかけて見返る虫の闇 |
24 | 今生は病む生なりき烏頭 |
25 | 芋の露連山影を正しうす |
26 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
27 | ああと言ふもあつと思ふも秋の風 |
28 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
29 | 春立つや雪降る夜の隅田川 |
30 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
31 | 屋上照らす電光の雪記者も睡り |
32 | 日曜の大きなてのひら銀杏降る |
33 | 沈丁花夢のあとさき匂ひける |
34 | 黄落の道すんなりと通れない |
35 | 初空や大悪人虚子の頭上に |
36 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
37 | ちなみぬふ陶淵明の菊枕 |
38 | ピストルがプールの硬き面にひびき |
39 | 夏館毀誉褒貶の外にあり |
40 | 姦淫は月光に舌入れてより |
41 | 新涼や木道渉る音つつぬけ |
42 | 鰯雲個々一切地上にあり |
43 | すすき原すすきに触れて月のぼる |
44 | 白鷺の矢印めくは御陵道 |
45 | 湯呑久しくこはさずに持ち四十となる |
46 | 括られしままに根づきて余り苗 |
47 | 葬送のハト飛び立ちぬすぐ戻る |
48 | 友逝って若葉と送る青春譜 |
49 | さわやかに星のコーラス風露草 |
50 | 天空に万朶のひかりさくらんぼ |
2024年9月23日 07時18分更新(随時更新中)