現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年8月31日のデイリーキーワードランキング
1 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
2 | きみ嫁けり遠き一つの訃に似たり |
3 | この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 |
4 | 葡萄食ふ一語一語の如くにて |
5 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
6 | 牡丹百二百三百門一つ |
7 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
8 | せきをしてもひとり |
9 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
10 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
11 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
12 | ちるさくら海あをければ海へちる |
13 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
14 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
15 | ふはふはと金魚ふはりと男かな |
16 | 秋気満つ水面に朱き太鼓橋 |
17 | 約束の一つもなしに蝶生れる |
18 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
19 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
20 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
21 | 言い訳は涙で りんご剥きながら |
22 | 爽やかに連峰見えて河童橋 |
23 | 猪が来て空気を食べる春の峠 |
24 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
25 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
26 | 木曽路ゆく我も旅人散る木の葉 |
27 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
28 | 水害の跡ここかしこ ちちろ鳴く |
29 | 一の橋二の橋ほたるふぶきけり |
30 | くもることわすれし空のひばりかな |
31 | 遠泳や高波越ゆる一の列 |
32 | 垂れ髪に雪をちりばめ卒業す |
33 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
34 | かまくらへゆつくりいそぐ虚子忌かな |
35 | 某は案山子にて候雀どの |
36 | 自から其頃となる釣忍 |
37 | 徐々に徐々に月下の俘虜として進む |
38 | 星空へ店より林檎あふれをり |
39 | たとふれば独楽のはじける如くなり |
40 | 分け入つても分け入つても青い山 |
41 | チェーンソーに倒さる古木櫻蕊 |
42 | 犬の舌枯野に垂れて真赤なり |
43 | ねぢ花の空へねぢ込む郵政法 |
44 | 緩やかに故郷の川花の舞 |
45 | なるやうになると裏山眠りけり |
46 | 響爽かいただきますといふ言葉 |
47 | ばうばうと桃咲く村の忿怒佛 |
48 | 冬眠の蝮のほかは寝息なし |
49 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
50 | 木瓜の實をひとつたなぞこ惚けまいぞ |
2024年9月20日 09時07分更新(随時更新中)