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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2010年11月24日のデイリーキーワードランキング

1

たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ
2

かくれんぼ三つかぞえて冬となる
3

鷹のつらきびしく老いて哀れなり
4

ぜんまいののの字ばかりの寂光土
5

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
6

親よりも白き羊や今朝の秋
7

ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに
8

残生の何に追はるる虎落笛
9

谺して山ほととぎすほしいまま
10

くろがねの秋の風鈴鳴りにけり
11

玉の如き小春日和を授かりし
12

つきぬけて天上の紺曼珠沙華
13

紙つまる勤労感謝の日のFAX
14

金魚大鱗夕焼の空の如きあり
15

重ね着の中に女のはだかあり
16

三千の俳句を閲し柿二つ
17

降る雪や明治は遠くなりにけり
18

引いてやる子の手のぬくき朧かな
19

木がらしや東京の日のありどころ
20

母の日のてのひらの味塩むすび
21

大根を積んで落ち着く猫車
22

成人式終りし大き雪片よ
23

遠山に日の当りたる枯野かな
24

春雷や胸の上なる夜の厚み
25

北上の空に必死の冬の蝶
26

湾曲し火傷し爆心地のマラソン
27

芋の露連山影を正しうす
28

学問のさびしさに堪へ炭をつぐ
29

冬蜂の死にどころなく歩きけり
30

秋風やひとさし指は誰の墓
31

玫瑰や今も沖には未来あり
32

流氷や宗谷の門波荒れやまず
33

山鉾の切尖天を擽れり
34

春風や闘志いだきて丘に立つ
35

向日葵の大声でたつ枯れて尚
36

初富士の大きかりける汀かな
37

着ぶくれてマヌカンの眼を受け流す
38

梅咲いて庭中に青鮫が来ている
39

漱石忌猫に食はしてのち夕餉
40

彫刻の森林浴の聖者・裸婦
41

恋猫の恋する猫で押し通す
42

襟巻の狐の顔は別にあり
43

冬波の百千万の皆起伏
44

万緑の中や吾子の歯生え初むる
45

をととひのへちまの水も取らざりき
46

この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉
47

しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上
48

をりとりてはらりとおもきすすきかな
49

冬紅葉 終の住家に 鳥も来て
50

歳時記と二十世紀を見渡しぬ


2024年9月23日 09時22分更新(随時更新中)
 

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