現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2016年11月23日のデイリーキーワードランキング
1 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
2 | あくびしていでし泪や啄木忌 |
3 | 水枕ガバリと寒い海がある |
4 | あしのうらからくるやはらかさ雛の前 |
5 | 寒昴たれも誰かのただひとり |
6 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
7 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
8 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
9 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
10 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
11 | 喫泉に口あまやかす雪のなか |
12 | せきをしてもひとり |
13 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
14 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
15 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
16 | 滿月の冴えてみちびく家路あり |
17 | しんしんと雪降る空に鳶の笛 |
18 | 白と鳴く冬鳥ほとけ呼びしかな |
19 | 風立ちて星消え失せし枯木かな |
20 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
21 | 雲くらき父母の国より百合根くる |
22 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
23 | 露の玉蟻たぢたぢとなりにけり |
24 | 木守柿老人という自覚なし |
25 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
26 | あはれ子の夜寒の床の引けばよる |
27 | 黒葡萄ひと房夜の穣かなる |
28 | ところてん煙のごとく沈みをり |
29 | 隙間なく蟬鳴く一人にはなれず |
30 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
31 | 秋落暉水平線のその先は |
32 | ゆうやけこやけだれもかからぬ草の罠 |
33 | 酉年の酉の街ゆきはぐれけり |
34 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
35 | 凩や海に夕日を吹き落す |
36 | 休日の炬燵の中に討ち死にす |
37 | 冬薔薇に開かぬ力ありしなり |
38 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
39 | どんぐりが一つ落ちたり一つの音 |
40 | 霜柱俳句は切字響きけり |
41 | 砂の如き雲流れ行く朝の秋 |
42 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
43 | 錦帯橋わたり白蛇に逢ひにゆく |
44 | 月一輪凍湖一輪光あふ |
45 | 月下の宿帳/先客の名はリラダン伯爵 |
46 | 子を殴ちしながき一瞬天の蝉 |
47 | 凍鶴の一歩を賭けて立ちつくす |
48 | 小春日や石を噛み居る赤蜻蛉 |
49 | たすき掛けしている時の母野菊 |
50 | 春雨のわれまぼろしに近き身ぞ |
2024年9月21日 06時19分更新(随時更新中)