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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2018年1月11日のデイリーキーワードランキング

1

せきをしてもひとり
2

雪の原犬沈没し躍り出づ
3

海に出て木枯帰るところなし
4

石六つあり如月の雪匂う
5

しんしんと肺碧きまで海の旅
6

鷹のつらきびしく老いて哀れなり
7

枯れゆけばおのれ光りぬ枯木みな
8

玫瑰や今も沖には未来あり
9

学問のさびしさに堪へ炭をつぐ
10

この道しかない春の雪ふる
11

山国の蝶を荒しと思はずや
12

水枕ガバリと寒い海がある
13

万緑の中や吾子の歯生え初むる
14

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
15

鶏頭の十四五本もありぬべし
16

残雪やごうごうと吹く松の風
17

冬蜂の死にどころなく歩きけり
18

冬菊のまとふはおのがひかりのみ
19

赤い椿白い椿と落ちにけり
20

春の雪清少納言の声がする
21

木の根明く胎児はなにを見てをるや
22

芋の露連山影を正しうす
23

木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ
24

しんしんと寒さがたのし歩みゆく
25

白牡丹といふといへども紅ほのか
26

つきぬけて天上の紺曼珠沙華
27

還暦のひとに涼しき青畳
28

鰯雲人に告ぐべきことならず
29

分け入つても分け入つても青い山
30

歌留多とる皆美しく負けまじく
31

おちついて死ねそうな草萌ゆる
32

編隊の自衛隊機去りほととぎす
33

古池や蛙飛びこむ水の音
34

我家まで月の一すぢ
35

書初めやをさなおぼえの万葉集
36

初空や大悪人虚子の頭上に
37

魚の群おびただしくも寒月光
38

どうでもよいことには触れず野水仙
39

牡丹百二百三百門一つ
40

咳をしても一人
41

寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃
42

手鞠唄かなしきことをうつくしく
43

咳の子のなぞなぞあそびきりもなや
44

闘鶏の眼つぶれて飼はれけり
45

月光ほろほろ風鈴に戯れ
46

鶏頭の 十四五本もありぬべし
47

もう誰も跳ばざる冬の水たまり
48

隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな
49

啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々
50

たんぽぽたんぽぽ砂浜に春が目を開く


2024年9月24日 16時42分更新(随時更新中)
 

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