現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2019年8月29日のデイリーキーワードランキング
1 | 牡丹百二百三百門一つ |
2 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
3 | 逝きにけり冬三日月の綺羅を負い |
4 | 海に出て木枯帰るところなし |
5 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
6 | 天よりもかがやくものは蝶の翅 |
7 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
8 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
9 | 未消化な風聞であり露草咲く |
10 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
11 | せきをしてもひとり |
12 | 喜寿傘寿まだまだ若き竹の春 |
13 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
14 | 炎天に消えたままなり竹とんぼ |
15 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
16 | 八月や六日九日十五日 |
17 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
18 | 大空に又わき出でし小鳥かな |
19 | 水仙や古鏡の如く花をかかぐ |
20 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
21 | 天高く妻にゆまりのところなし |
22 | 春星や女性浅間は夜も寝ねず |
23 | 小春日や緑に物縫ふ垣隣 |
24 | 水枕ガバリと寒い海がある |
25 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
26 | 慈悲心鳥こだまの奥は濡れており |
27 | 墓のうらに廻る |
28 | さくらさくらと別のさくらになっている |
29 | 文字忘れ言葉忘れて夏過ぎぬ |
30 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
31 | 天地の間にほろと時雨かな |
32 | 涙が出るから言葉が出ない秋風裡 |
33 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
34 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
35 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
36 | 分け入つても分け入つても青い山 |
37 | 郭公や韃靼の日の没るなべに |
38 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
39 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
40 | 蟻地獄寂寞として飢ゑにけり |
41 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
42 | 水貝やもののふにして首細し |
43 | たましひのたとへば秋のほたる哉 |
44 | 初湯出て青年母の鏡台に |
45 | 銀河系のとある酒場のヒヤシンス |
46 | 花韮やペテロの鍵をわたくしに |
47 | 教会の冷たき椅子を拭く仕事 |
48 | 芒野に心も身をも委ねたし |
49 | 水ゆれて鳳凰堂へ蛇の首 |
50 | 美しき会釈を貰ふ水の秋 |
2024年4月25日 15時36分更新(随時更新中)