現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年1月29日のデイリーキーワードランキング
1 | 汝が胸の谷間の汗や巴里祭 |
2 | 雪山のどこも動かず花にほふ |
3 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
4 | 蝋梅や磨きたりない床柱 |
5 | うごけば、寒い |
6 | 風の子を遊ばせてゐる冬木立 |
7 | 囀や神木いちいの空にあり |
8 | 侘助や草履の並ぶ躙口 |
9 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
10 | 階段で四、五日迷う春の寺 |
11 | 鳥海山見ゆる母校の雪卸す |
12 | 人はひとのぬくみの中にお水取り |
13 | 枯木立月光棒のごときかな |
14 | 斑鳩や塔とれんげと宅急便 |
15 | 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな |
16 | 節分のはばかりながら 地声だよ |
17 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
18 | お遍路が一列に行く虹の中 |
19 | 芋の露連山影を正しうす |
20 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
21 | 終生まぶしきもの女人ぞと泉奏づ |
22 | ゆめにみる女はひとり星祭 |
23 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
24 | 流人墓地みな壊えてをり鰤起し |
25 | 水洟や鼻の先だけ暮れ残る |
26 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
27 | ここから秋です ローカル線終点 |
28 | うすらいや母の歳月通りゃんせ |
29 | 三寒四温夜は尚更よ碁石を置く |
30 | まだ明けず波濤を噛んで冬礁 |
31 | 木場泊り蕾の百合の一束と |
32 | 霊柩車の中よく見れば水仙郷 |
33 | 空をはさむ蟹死にをるや雲の峰 |
34 | 障子しめて四方の紅葉を感じをり |
35 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
36 | 水枕ガバリと寒い海がある |
37 | 我庭の良夜の薄湧く如し |
38 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
39 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
40 | 牡丹百二百三百門一つ |
41 | 雪に来て見事な鳥のだまり居る |
42 | 兄弟の心異る寒さかな |
43 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
44 | 縁者みな似た鼻をもち冬ざるる |
45 | 蛙出ていよいよ池辺群虫図 |
46 | 葉桜の中の無数の空さわぐ |
47 | 山菜の音の痛快母の義歯 |
48 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
49 | 別るるや夢一筋の天の川 |
50 | 冬深し柱の中の濤の音 |
2024年4月27日 20時52分更新(随時更新中)