現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年4月7日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 秋の航一大紺円盤の中 |
3 | 散らし雨遅咲き桜満開に |
4 | 花冷えや老いても着たき紺絣 |
5 | 校門を出て無口なる卒業子 |
6 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
7 | 還らじの人指折りて花朧 |
8 | 大空に又わき出でし小鳥かな |
9 | じゃんけんで負けて螢に生れたの |
10 | 春筍の産毛に朝の光かな |
11 | 雹晴れて豁然とある山河かな |
12 | 肉体は死してびつしり書庫に夏 |
13 | しぐるるや死なないでゐる |
14 | 抱き上げし赤子の匂い春の雪 |
15 | 菜種梅雨 薄日に遊ぶ硝子玉 |
16 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
17 | 大和よりヨモツヒラサカスミレサク |
18 | 咲き満ちてこぼるる花もなかりけり |
19 | 花冷の闇にあらはれ篝守 |
20 | さくらさくら空に別れを惜しむなり |
21 | ようやくに決まる振袖桃の花 |
22 | すき通るほどの握手や胡蝶蘭 |
23 | 笹舟のみるみる沈む創世記 |
24 | 六地藏雛のやうな着物着て |
25 | 廃屋をのぞき込むかに紫木蓮 |
26 | 金魚玉とり落しなば鋪道の花 |
27 | 夕闇や冬の噴水溶けゆけり |
28 | 春風や闘志いだきて丘に立つ - |
29 | 百幹の青そそり立つ竹の秋 |
30 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
31 | 新涼の身にそふ灯影ありにけり |
32 | 父も夫も師もあらぬ世の寒椿 |
33 | 忘れしか知らぬ顔して畠打つ |
34 | 我が声の吹き戻さるる野分かな |
35 | ひたむきに生きてひたすら畑を打つ |
36 | いづこまで母負ひゆかむ冬銀河 |
37 | 教職の僧に戻りぬ花祭 |
38 | いなびかり北よりすれば北を見る |
39 | 大賢は大愚に似たり生身魂 |
40 | 先づ心強くあれかし大旦 |
41 | この土や桜咲く国わが住む国 |
42 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
43 | おいそれと鶯啼くな納豆掻く |
44 | 朝霧の青き中なれば言いやすし |
45 | 麦秋の中なるが悲し聖廃虚 |
46 | 梅雨晴れ間オレンジ色の過去にじみ出す |
47 | 空をゆく一かたまりの花吹雪 |
48 | 錦木拔く妃観音の六角堂 |
49 | 春冷えや母の小さき背をさする |
50 | 剪定の枝のとび散る通学路 |
2024年4月25日 01時01分更新(随時更新中)