現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年8月18日のデイリーキーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | せきをしてもひとり |
3 | いなびかり北よりすれば北を見る |
4 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
5 | 母に会うための線香花火かな |
6 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
7 | 八月や六日九日十五日 |
8 | ちなみぬふ陶淵明の菊枕 |
9 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
10 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
11 | 爛れ熱した岩に向つて盛夏の餉 |
12 | 文脈に繋がりてくる*蝉しぐれ |
13 | 重ね着の中に女のはだかあり |
14 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
15 | 近日中愛贈りますトナカイ便 |
16 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
17 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
18 | 蟷螂のひらひら飛べる峠かな |
19 | 夏山の大木倒す谺かな |
20 | かりそめの言葉灯れり蛍草 |
21 | ふくろうに聞け快楽のことならば |
22 | 死ぬために天上帰る雁ならめ |
23 | 西瓜切るあれこれ独りになりて切る |
24 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
25 | 花柊耐震工事の家浮かす |
26 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
27 | おそるべき君等の乳房夏来る |
28 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
29 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
30 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
31 | 師走かな舞台の上の阿波踊り |
32 | 寒鯉はしづかなるかな鰭を垂れ |
33 | 走らねばてのひら冥し秋の水 |
34 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
35 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
36 | 木がらしや東京の日のありどころ |
37 | 初秋の蝗つかめば柔らかき |
38 | 父はやく死にしあと母風の盆 |
39 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
40 | 狂人にも狡き日のあり日脚伸ぶ |
41 | せせらぎの音のしてゐる猫柳 |
42 | 冬の水一枝の影も欺かず |
43 | 分け入つても分け入つても青い山 |
44 | 熊が出て一部始終は書けません |
45 | 少年来る無心に充分に刺すために |
46 | 老いゆくを罪と思はず百日紅 |
47 | いち早く紅梅咲きて寡黙なり |
48 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
49 | 夕立や古りし宿場の大橋屋 |
50 | どこへでも走って天気の中にいる |
2024年9月25日 02時16分更新(随時更新中)