現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年6月3日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 梅咲いて庭中に青鮫が来ている |
3 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
4 | 星空へ店より林檎あふれをり |
5 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
6 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
7 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
8 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
9 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
10 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
11 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
12 | 分け入つても分け入つても青い山 |
13 | 海に出て木枯帰るところなし |
14 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
15 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
16 | 肩先に止まる蛍の重さかな |
17 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
18 | 芋の露連山影を正しうす |
19 | 百色を使い果せり濃紫陽花 |
20 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
21 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
22 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
23 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
24 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
25 | 熾る火に向かう面や薪能 |
26 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
27 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
28 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
29 | 紫陽花の首斬り落す信長忌 |
30 | あるときは船より高き卯浪かな |
31 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
32 | 橋ふたつ越えたあたりの薄暑光 |
33 | 嗚呼と言えば淋しい蛇が穴を出る |
34 | 無頼派の名乗りを上げる羽抜鶏 |
35 | おちついて死ねそうな草萌ゆる |
36 | 六月の氷菓一盞の別れかな |
37 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
38 | もう恋に縁なき金魚の深睡り |
39 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
40 | 汝思うゆえに我ありホトトギス |
41 | うつむく顔ばかり濡れ田に鋤ひかり |
42 | 入れものが無い両手で受ける |
43 | 夭折にもう間に合わず捩り花 |
44 | 杳霧あり工場はみな立つてゐる |
45 | 墓のうらに廻る |
46 | てのひらの水の珠玉よ青葉騒 |
47 | 母の死や枝の先まで梅の花 |
48 | 体育祭雲押し上げる熱気あり |
49 | ひよこ売りについてゆきたいあたたかい |
50 | あぢさゐや防犯カメラ垣根越し |
2024年9月23日 14時00分更新(随時更新中)