現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年5月14日のデイリーキーワードランキング
1 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
2 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
3 | こんなよい月を一人で見て寝る |
4 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
5 | 幾度も雪の深さを尋ねけり |
6 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
7 | いなびかり北よりすれば北を見る |
8 | 十六夜の竹ほのめくにをはりけり |
9 | 手紙あり栗飯は饐えてゐし |
10 | てるてる坊主くるくる廻り梅雨の明け |
11 | 幼な等の集えば走り薄暑光 |
12 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
13 | 幹太き松の真上や寒満月 |
14 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
15 | 閨怨のまなじり幽し野火の月 |
16 | 綾とりや小鳥殺しの春の雪 |
17 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
18 | 飽きるほど海を見てきて柏餅 |
19 | 燃え渡り刹那に消える堅香子の花 |
20 | 不惑涼し夜色を得つつ空青む |
21 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
22 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
23 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
24 | 螢落つ男泣きする高さより |
25 | 三月の甘納豆のうふふふふ |
26 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
27 | 腸に春滴るや粥の味 |
28 | 夕東風や海の船ゐる隅田川 |
29 | 夏木立天空ささえゆるがざり |
30 | 星空へ店より林檎あふれをり |
31 | シェパードが先に着きたる避暑地かな |
32 | ここに死ぬる雪を掻いてゐる |
33 | 春耕のための地下足袋干しており |
34 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
35 | ぜんまいののの字ばかりの寂光土 |
36 | 竹の皮脱ぐ青春の窓開く |
37 | 世を憂いみんな水母になっていく |
38 | 羅や人悲します恋をして |
39 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
40 | かたつむり日月遠くねむるなり |
41 | そういえば鉱山あったアカシア咲いて |
42 | 海開き水平線を囲む腕 |
43 | 盗みたるトマト齧れば熱かりき |
44 | 露の村石を放らば父母散らん |
45 | 蠅生れ早や遁走の翅使ふ |
46 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
47 | 青葉潮砲台はもう火を噴かず |
48 | 逢うまでの刻ゆるやかに青蜥蜴 |
49 | 早苗饗の家高々と農衣干す |
50 | 夫在れば喜びそうな初鰤よ |
2024年9月23日 15時02分更新(随時更新中)