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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2018年9月13日のデイリーキーワードランキング

1

牡丹百二百三百門一つ
2

万緑の中や吾子の歯生え初むる
3

春風や闘志いだきて丘に立つ
4

せきをしてもひとり
5

滝落ちて群青世界とどろけり
6

古池や蛙飛びこむ水の音
7

頂上や殊に野菊の吹かれ居り
8

バスを待ち大路の春をうたがはず
9

冬菊のまとふはおのがひかりのみ
10

どの子にも涼しく風の吹く日かな
11

つきぬけて天上の紺曼珠沙華
12

戦争と畳の上の団扇かな
13

月光ほろほろ風鈴に戯れ
14

鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる
15

しんしんと肺碧きまで海の旅
16

チチポポと鼓打たうよ花月夜
17

冬蜂の死にどころなく歩きけり
18

鶏頭の十四五本もありぬべし
19

愛国も売国もみな着ぶくれて
20

匙なめて童たのしも夏氷
21

人なぜか生国を聞く赤のまま
22

こぼれ萩こぼれぬように口つぐむ
23

日と月のごとく二輪の寒椿
24

かなかなのかなかなとなく夕かな
25

白牡丹といふといへども紅ほのか
26

枯蘆原オリュウノオバを連れて来し
27

跳箱の突き手一瞬冬が来る
28

耳の如くカンナの花は楽に向く
29

吾子が嫁く宇陀は月夜の蛙かな
30

赤い椿白い椿と落ちにけり
31

しぐるるや駅に西口東口
32

かたつむり空描き足して昏れにけり
33

死*神と別れ風船虫とゐる
34

すいつちよん畳一枚跳びにけり
35

ああいへばかういう兜太そぞろ寒
36

ああ小春我等涎し涙して
37

芋の露連山影を正しうす
38

金剛の露ひとつぶや石の上
39

大根を積んで落ち着く猫車
40

彼一語我一語秋深みかも
41

結界のすれすれなりし草紅葉
42

羽あつて梢のてつぺんでの早起き
43

湯呑久しくこはさずに持ち四十となる
44

人類に旧約聖書秋のこゑ
45

赤とんぼみな母探すごとくゆく
46

仕上りに水張る桶屋十二月
47

をととひのへちまの水も取らざりき
48

紅葉明るし手紙よむによし
49

渡り鳥みるみるわれの小さくなり
50

さはさはと夏来るらし雨も又


2024年4月25日 17時29分更新(随時更新中)
 

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