現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年8月2日のデイリーキーワードランキング
1 | 元日や手を洗ひをる夕ごころ |
2 | 八月や六日九日十五日 |
3 | 桔梗挿す壺の暗さをのぞいてから |
4 | 花季の奈落に手足奪はるる |
5 | 夏手袋ぬぎてジュラ紀の岩にふれ |
6 | 木枯らしに金色ビルの原油高 |
7 | 海ほおずき鳴らしてだんだん風になる |
8 | 兄以上恋人未満掻氷 |
9 | 蓮*華はやぶれ 日陰をよろひ |
10 | 焚火赤々横顔ばかり同伴者 |
11 | これ以上澄みなば水の傷つかむ |
12 | 奥吉野女人結界落し文 |
13 | 明日は明日 今日咲ききって日々草 |
14 | 黒き蝶ゴッホの耳を殺ぎにくる |
15 | 都市初秋 無名の墓に 雲あつまる |
16 | 椿落つ火の零戦は海へ墜つ |
17 | 合歓の花もとより大慈大悲たり |
18 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
19 | 裏道のこの静けさよ寒四郎 |
20 | 雨激しゴーヤーが疣とがらせる |
21 | 引いてやる子の手のぬくき朧かな |
22 | 一切は花栗の闇外厠 |
23 | 目覚めけり青き何かを握りしめ |
24 | 膝立てて眠れぬ夜の花便り |
25 | 目覚めいて師の梟の鳴くを待つ |
26 | 夢見つつサマージャンボの列にいる |
27 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
28 | 断層ずれて つぎつぎ爆ぜるクロッカス |
29 | 暑いなあ 金魚は一つ泡を吐く |
30 | 牛に塩盛りて離島の夏盛ん |
31 | 人体冷えて東北白い花盛り |
32 | 幸せはココアの湯気と猫じゃらし |
33 | 薮てまり句を案ずるは鬼相なり |
34 | 連翹の花の隙間も濃きひかり |
35 | この冥き双ひ鳥かな山河かな |
36 | 秋の航一大紺円盤の中 |
37 | 熾る火に向かう面や薪能 |
38 | 幼な子の風船バレー風光る |
39 | リンゴ剥く筋書きのない皮のドラマ |
40 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
41 | ぜんまいののの字ばかりの寂光土 |
42 | 残生やひと日は花を鋤きこんで |
43 | かにかくに祈る深芹にほひ立ち |
44 | 夕焼の波打際を肩ぐるま |
45 | かたつむりつるめば肉の食ひ入るや |
46 | ハンカチの花さみしいほど自由 |
47 | 寒明けの鶏ここと鳩くくと |
48 | 初春や先ずは銀座のジャズクラブ |
49 | 四月馬鹿字の見つからぬ電子辞書 |
50 | 地下街ゆく目玉マスクの上に載せ |
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2024年9月26日 18時27分更新(随時更新中)