現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年4月30日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
3 | 清明や街道の松高く立つ |
4 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
5 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
6 | かげろふや丘に群がる兵の霊 |
7 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
8 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
9 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
10 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
11 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
12 | 蒼穹に心触れつつすだれ吊る |
13 | 燈台も浦も小さめ夏兆す |
14 | 忘却は宝の小箱青鬼灯 |
15 | 金亀子 擲つ闇の 深さかな |
16 | 天使魚もいさかひすなりさびしくて |
17 | 冬深みゆくほど旨き底魚 |
18 | 遠き恋に思い走らす雛の夜 |
19 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
20 | デフォルメの月が残りぬ春あけぼの |
21 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
22 | 本当の自分が見える麦畑 |
23 | ゆるやかに着てひとと逢ふ蛍の夜 |
24 | 家々や菜の花いろの燈をともし |
25 | 六月を奇麗な風の吹くことよ |
26 | 暖かや飴の中から桃太郎 |
27 | 何程の孝尽くせしか墓洗ふ |
28 | ひょっこりとのぞく廊下の音や春 |
29 | ちるさくら海あをければ海へちる |
30 | 良寛忌地図に分け入る蛍光ペン |
31 | 第三の志望なりしが入学す |
32 | こんなよい月を一人で見て寝る |
33 | 結び目のすんなり解けし花菜風 |
34 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
35 | 山ぐにの水が出てゆく夕焼あと |
36 | 風になろう風になろうと芒原 |
37 | 美顔パックさらりと乾き鮭五郎 |
38 | 考える人は考え昭和の日 |
39 | 滴りの音の溜まってゆく身体 |
40 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
41 | 花満ちて青一点も零さざる |
42 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
43 | 蒼天に描く一文字鯉のぼり |
44 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
45 | 分け入つても分け入つても青い山 |
46 | 白梅や天没地没虚空没 |
47 | 海に出て木枯帰るところなし |
48 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
49 | 夏足袋のひとり過ぎける地行燈 |
50 | 女身仏に春剥落のつづきをり |
2024年9月26日 19時02分更新(随時更新中)