現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年2月14日のデイリーキーワードランキング
1 | 土手を外れ枯野の犬となりゆけり |
2 | 七つ島は岩礁なれや雁渡し |
3 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
4 | せきをしてもひとり |
5 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
6 | 桜散るあなたも河馬になりなさい |
7 | 葡萄食ふ一語一語の如くにて |
8 | 行く我にとどまる汝に秋二つ |
9 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
10 | 寒い指立てて東京タワー消す |
11 | 名月が宅配便で届きけり |
12 | 水枕ガバリと寒い海がある |
13 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
14 | ぐらぐらと鬼の声する桜の芽 |
15 | 金亀子 擲つ闇の 深さかな |
16 | 梨咲くと葛飾の野はとの曇り |
17 | 湾曲し火傷し爆心地のマラソン |
18 | 育たなくなれば大人ぞ春のくれ |
19 | 旅立ちの色整えよ冬の草 |
20 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
21 | つきぬけて 天上の紺 曼珠沙華 |
22 | 土塊を一つ動かし物芽出づ |
23 | 百代の過客しんがりに猫の子も |
24 | 秋風の漣として届きけり |
25 | 忽然と地から湧き出すクロッカス |
26 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
27 | 立冬のことに草木のかがやける |
28 | 梅二月ひかりは風とともにあり |
29 | 冬鷺の白鮮らしや水軍門 |
30 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
31 | 春光や廃線決る一両車 |
32 | 女身仏に春剥落のつづきをり |
33 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
34 | その冬木誰も瞶めては去りぬ |
35 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
36 | 厄除けの破魔矢を買ひて身のかろし |
37 | ずぶぬれて犬ころ |
38 | 海に出て木枯帰るところなし |
39 | 春深くケセランパサラン増殖す |
40 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
41 | またいくつ言葉忘るる秋暑し |
42 | 海とどまりわれら流れてゆきしかな |
43 | 黛を濃うせよ草は芳しき |
44 | ピストルがプールの硬き面にひびき |
45 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
46 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
47 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
48 | 晴天の天守に生れし雪ばんば |
49 | ちんぽこもおそそも湧いてあふるる湯 |
50 | 赤ちゃんに心うまれる神無月 |
2024年9月23日 02時16分更新(随時更新中)