現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2019年2月25日のデイリーキーワードランキング
1 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
2 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
3 | 春浅き麒麟の空の飛行雲 |
4 | 芋の露連山影を正しうす |
5 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
6 | 海に出て木枯帰るところなし |
7 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
8 | ああいへばかういう兜太そぞろ寒 |
9 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
10 | 冬の鳶一湾の凪ひろげつつ |
11 | 葛飾や桃の籬も水田べり |
12 | 雪かづく寒の珠玉のななかまど |
13 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
14 | 春の水岩を抱いて流れけり |
15 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
16 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
17 | せきをしてもひとり |
18 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
19 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
20 | 雲の峰いくつ崩れて月の山 |
21 | 分け入つても分け入つても青い山 |
22 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
23 | 花八ッ手ぽんぽんぽんと晴れ渡る |
24 | うしろ姿の時雨てゆくか |
25 | 土古く渡来の鶴をあるかしむ |
26 | 山国の蝶を荒しと思はずや |
27 | 美しき帰雁の空も束の間に |
28 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
29 | 冬の水一枝の影も欺かず |
30 | 紅梅やゆつくりとものいふはよき |
31 | 雪の野のふたりの人のつひにあふ |
32 | 方丈の大庇より春の蝶 |
33 | 馬駈けて菜の花の黄を引伸ばす |
34 | 早春の庭をめぐりて門を出でず |
35 | はるかまで旅してゐたり昼寝覚 |
36 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
37 | 妣愛でし老紅梅のふくらめり |
38 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
39 | 一つ根に離れ浮く葉や春の水 |
40 | ひこばゆる木の名を知らず親不孝 |
41 | 校風は大和撫子卒業す |
42 | 遠きより見る月明のまんじゆさげ |
43 | 米こぼす日本および日本人 |
44 | 中年や独語おどろく夜の秋 |
45 | 将門の関八州に野火走る |
46 | 太陽の出でて没るまで青岬 |
47 | サイネリア待つといふこときらきらす |
48 | 白梅や老子無心の旅に住む |
49 | こすもすの混沌に靴を履かせよう |
50 | かまきりの卵嚢よりの寒暮光 |
2024年9月24日 13時29分更新(随時更新中)