現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2019年7月7日のデイリーキーワードランキング
1 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
2 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
3 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
4 | 遠泳や高波越ゆる一の列 |
5 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
6 | 夜桜やひとつ筵に恋敵 |
7 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
8 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
9 | 去年今年貫く棒の如きもの |
10 | 藍甕の藍はしづもり梅雨の底 |
11 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
12 | 星空へ店より林檎あふれをり |
13 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
14 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
15 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
16 | せきをしてもひとり |
17 | 七夕や別れに永久とかりそめと |
18 | 産むというおそろしきこと青山河 |
19 | 遠郭公からまつは青噴きやまず |
20 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
21 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
22 | ああ弥生ばらまかれたる焼夷弾 |
23 | 阿浮奈絵の二階へふふと夏の蝶 |
24 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
25 | 峡空や霧氷の梢こまやかに |
26 | ちんぽこもおそそも湧いてあふるる湯 |
27 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
28 | 着膨れてなんだかめんどりの気分 |
29 | 立秋の紺落ち付くや伊予絣 |
30 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
31 | 水枕ガバリと寒い海がある |
32 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
33 | 雲の峰いくつ崩れて月の山 |
34 | 若鮎の二手になりて上りけり |
35 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
36 | ままごとの飯もおさいも土筆かな |
37 | 涼しさに心の中を言はれけり |
38 | 檸檬買うコンビニという診療室 |
39 | 愛恋のダチュラの毒の白いこと |
40 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
41 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
42 | 何を見ればよいのか雨の七夕は |
43 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
44 | 海に出て木枯帰るところなし |
45 | 藍いろの火がきつとある桜の夜 |
46 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
47 | 砂の如き雲流れ行く朝の秋 |
48 | 愛ちゃんのハッピーハンド花水木 |
49 | 独り句の推敲をして遅き日を |
50 | 藍浴衣夜風自在に家通る |
2024年9月27日 02時02分更新(随時更新中)