現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2016年2月29日のデイリーキーワードランキング
1 | 蝉時雨子は担送車に追ひつけず |
2 | 蟬時雨子は擔送車に追ひつけず |
3 | 蟬時雨子は担送車に追ひつけず |
4 | 蝉時雨子は擔送車に追ひつけず |
5 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
6 | あたたかやむかし一文菓子うまし |
7 | 阿修羅像は美少年なり酔芙蓉 |
8 | この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 |
9 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
10 | 籐椅子になびく隣家の薄煙り |
11 | 籐椅子にざぶんとかけて鎮めおく |
12 | 昼酒の昼幽かりし酔芙蓉 |
13 | 籐椅子に黙つて座る髭の人 |
14 | 籐椅子や家に孤島のあるごとし |
15 | 籘椅子を出羽三山の前に置く |
16 | 海に出て木枯帰るところなし |
17 | 去年今年貫く棒の如きもの |
18 | 籐椅子に揺れてうたたね鼻眼鏡 |
19 | つちふるやまだうっすらと蒙古斑 |
20 | 露の玉蟻たぢたぢとなりにけり |
21 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
22 | 酔芙蓉女形の蛇の通りけり |
23 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
24 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
25 | 衣更鼻たれ餓鬼のよく育つ |
26 | とびからす病者に啼いて梅雨寒し |
27 | 傘さげて使ひあるきや曼珠沙華 |
28 | 腸に春滴るや粥の味 |
29 | 佐保姫のハミングをするときは風 |
30 | せきをしてもひとり |
31 | 水切りの石さらさらと女郎花 |
32 | 春雷や暗き廚の桜鯛 |
33 | かげろえる川面に悩みを捨てようか |
34 | いきいきと死んでゐるなり水中花 |
35 | 卯の花腐し寢嵩うすれてゆくばかり |
36 | 鮎打つや石見も果ての山幾つ |
37 | 裸子をひとり得しのみ禮拜す |
38 | ミモーザを活けて一日留守にしたベッドの白く |
39 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
40 | 運命は笑ひ待ちをり卒業す |
41 | 陽の生るる峡御降の生るる峡 |
42 | しまひ花火窓流行歌ぶちまけて |
43 | 木の根明く胎児はなにを見てをるや |
44 | 芋煮えてひもじきままの子の寝顔 |
45 | ひるの蚊の打ち得ぬまでになりにけり |
46 | 花あれば西行の日とおもふべし |
47 | 酔芙蓉後ろの扉開いてをり |
48 | さくら待つ弥生の冷のきびしさに |
49 | 子を殴ちしながき一瞬天の蝉 |
50 | 一周り柊挿して石に座す |
2024年9月26日 08時15分更新(随時更新中)