現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年2月19日のデイリーキーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | まだ減るか村の人口つばめ来る |
4 | 柔肌の内なる滾り雨水かな |
5 | 秋空を二つに断てり椎大樹 |
6 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
7 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
8 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
9 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
10 | 鱚釣りや青垣なせる陸の山 |
11 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
12 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
13 | ハミングで歌ふ賛美歌花ミモザ |
14 | わが影の吹かれて長き枯野かな |
15 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
16 | ゆく雁やふたたび声すはろけくも |
17 | むらさきになりゆく二羽の青鷹 |
18 | 砂浜に海女滴りて若布干す |
19 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
20 | 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな |
21 | 退屈なゴリラで自由冬の園 |
22 | 飯はまだか兵曹長に風花す |
23 | 闘鶏の眼つぶれて飼はれけり |
24 | 雪残る頂き一つ国境 |
25 | 松過ぎの又も光陰矢の如く |
26 | 大雪のあとの小止みの窓明り |
27 | 春深くケセランパサラン増殖す |
28 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
29 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
30 | 英霊とゆられまぶしき鱶の海 |
31 | 今日ありて銀河をくぐりわかれけり |
32 | どうでもよいことには触れず野水仙 |
33 | サイコロは六の上り目初笑い |
34 | 根開きの空ふかぶかと鳶の笛 |
35 | 菱餅やまつわることももう少し |
36 | 生きかはり死にかはりして打つ田かな |
37 | 春蘭の花芽をかぞえ癒えており |
38 | 方丈の大庇より春の蝶 |
39 | わが消す灯母がともす灯明易き |
40 | 囀の中海光が誘惑す |
41 | 走り根は怒りの動脈春時雨 |
42 | 臘梅の黄を流しては香を放つ |
43 | うらうらと陽の上りたる霧氷かな |
44 | 流人墓地みな壊えてをり鰤起し |
45 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
46 | 嗚呼神様オリンピックの冬の陣 |
47 | 豪雪や母の臥所のかぐわしく |
48 | 花影婆娑と踏むべくありぬ岨の月 |
49 | 遠太鼓鳩尾で聞く秋祭 |
50 | オリオンの盾新しき年に入る |
2024年9月23日 11時09分更新(随時更新中)