現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年11月13日のデイリーキーワードランキング
1 | 太初より泉は湧けり青山中 |
2 | 喜劇いま泣かせるところ虎落笛 |
3 | おでんぐつぐつ 嘘は大きい方がいい |
4 | 鞦韆や風をはらみてみな帰る |
5 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
6 | 凩や海に夕日を吹き落す |
7 | 鰯雲この一族の大移動 |
8 | 新宿ははるかなる墓碑鳥渡る |
9 | 朧夜のむんずと高む翌檜 |
10 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
11 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
12 | 硝子戸の中の幸福足袋の裏 |
13 | 凩の果はありけり海の音 |
14 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
15 | 万蕾の梅や鎌倉波の音 |
16 | 風雪や造る仏を翔つ木つ端 |
17 | つばめつばめ泥が好きなる燕かな |
18 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
19 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
20 | ライバルは五人赤実の蝮草 |
21 | 星空へ店より林檎あふれをり |
22 | 鷹匠の口笛に鷹甘え鳴く |
23 | 鶏頭をたえずひかりの通り過ぐ |
24 | 埋蔵金隠し続けて山眠る |
25 | 芋の露連山影を正しうす |
26 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
27 | 小雪降るむかしよこはまふらんねる |
28 | 初霜やていねいに溶く吉野葛 |
29 | 朴落葉がさり音立つ夜の静寂 |
30 | 金星のまたたき釣瓶落しかな |
31 | あたたかくたんぽぽの花茎の上 |
32 | 溢るほど目薬をさすちちろの夜 |
33 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
34 | 鯉のぼり風力一の風孕み |
35 | 寒波来るばりばり破く包装紙 |
36 | 花八つ手単純という美しきこと |
37 | 手庇を何回したり春の山 |
38 | 上州は誰より忠治葛嵐 |
39 | 洞窟には親しき者と火の言葉 走れ太陽と月 |
40 | 比良山系うつす湖面に初冠雪 |
41 | ルノアルの女に毛糸編ませたし |
42 | パンツ脱ぐ遠き少年泳ぐのか |
43 | 夏じほの音たかく訃のいたりけり |
44 | 悪友や回りつづける叩き独楽 |
45 | すいときて眉のなかりし雪女郎 |
46 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
47 | 闇を行く寒行僧の白づくめ |
48 | 秋の淡海かすみて誰にもたよりせず |
49 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
50 | ボジョレヌーボー今年も亡夫と杯を上ぐ |
2024年4月24日 04時55分更新(随時更新中)