現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年5月9日のデイリーキーワードランキング
1 | 月の出をすれ違いたる影のあり |
2 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
3 | うどん茹でる苗代田圃目の中に |
4 | のち幾度めぐり来る夏シャワー浴ぶ |
5 | せきをしてもひとり |
6 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
7 | たましひのたとへば秋のほたる哉 |
8 | ピーマン切って中を明るくしてあげた |
9 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
10 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
11 | 鉄線花手足くねらせヨガのポーズ |
12 | ゆで玉子むけばかがやく花曇 |
13 | 月の出や鶴の塒の水光る |
14 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
15 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
16 | たまねぎのたましひいろにむかれたり |
17 | 沙羅の花捨身の落花惜しみなし |
18 | 飽きるほど海を見てきて柏餅 |
19 | てんぷらやすでに鰭張る今年鯊 |
20 | 雲の上歩くここちの竹落葉 |
21 | 白菖蒲紫のなか白堪ふ |
22 | をととひのへちまの水も取らざりき |
23 | 揺れながら紫陽花剪られなほ弾む |
24 | 青き目のふたり落葉の段葛 |
25 | 日に舞うて凱歌のごとし鷹柱 |
26 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
27 | 柿若葉重なりもして透くみどり |
28 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
29 | 幼な等の集えば走り薄暑光 |
30 | 昼顔の見えるひるすぎぽるとがる |
31 | 青ばかり使う日子猫抱きにけり |
32 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
33 | 棟上げの音秋天を拡げゆく |
34 | 梅雨に入るははの恋しきまひるどき |
35 | あやめ咲く池のほとりの野馬かな |
36 | 書出しのインク滲めり夜の薄暑 |
37 | あやふやな夫婦の距離に新茶汲む |
38 | 淡路島と色彩学とはるかなり |
39 | 自画像をふせたるままに新樹光 |
40 | 木枯や我が身の軋み出しをりて |
41 | 菫程な小さき人に生れたし |
42 | ペン先の割れない角度名草の芽 |
43 | 梅雨ですね目で語るのは病んだ猫 |
44 | 百幹の青そそり立つ竹の秋 |
45 | 風花や首を揃へてフラミンゴ |
46 | 群集の真中に菖蒲立っており |
47 | 山羊・羊絶壁の草喰いに来る |
48 | 雷鳴に暴れ出したる鯉のぼり |
49 | エープリルフール雲の上から見る港 |
50 | 襖絵の秋の七草どっと揺れ |
2024年9月25日 20時56分更新(随時更新中)