現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2009年7月13日のデイリーキーワードランキング
1 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
2 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
3 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
4 | 重ね着の中に女のはだかあり |
5 | 顔見世の楽屋入りまで清水に |
6 | お涅槃のくすぐりっこの少女たち |
7 | 利休忌の白紙にちかき置手紙 |
8 | 梨咲くと葛飾の野はとの曇り |
9 | 杉の根より生るる雪女眼の疲 |
10 | 灰色の象のかたちを見にゆかん |
11 | 甚平着て女難の相はなかりけり |
12 | コスモスを離れし蝶に谿深し |
13 | 春惜むおんすがたこそとこしなへ |
14 | ピストルがプールの硬き面にひびき |
15 | わが夏帽どこまで転べども故郷 |
16 | 山又山山桜又山桜 |
17 | 夏嵐机上の白紙飛び尽す |
18 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
19 | 夕顔の一つの花に夫婦かな |
20 | 子の髪の風に流るる五月来ぬ |
21 | 冬蜂の死に所なく歩きけり |
22 | 石に腰を、墓であつたか |
23 | 曼珠沙華抱くほどとれど母恋し |
24 | 約束の橋のたもとに苧殻焚く |
25 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
26 | 大紅葉燃え上がらんとしつつあり |
27 | 夏至の戦ぎのポプラ一本 廃工場 |
28 | 西銀座風鈴売りが風を売る |
29 | 夫にして悪友なりし榾を焼く |
30 | 青梅が籠に身をつめ夜の豪雨 |
31 | 大文字山よりカナカナと鳴きぬ |
32 | 汝が胸の谷間の汗や巴里祭 |
33 | 山越える山のかたちの夏帽子 |
34 | 船焼捨てし/船長は/泳ぐかな |
35 | 苗代の畦つたふ猫の後ろつき |
36 | 朴散華即ちしれぬ行方かな |
37 | 日の障子太鼓の如し福寿草 |
38 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
39 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
40 | 谺して山ほととぎすほしいまま |
41 | 葭切のをちの鋭声や朝ぐもり |
42 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
43 | 青蘆に夕波かくれゆきにけり |
44 | 風生と死の話して涼しさよ |
45 | 猫の恋シヤワー激しく使ひけり |
46 | からだの風景を鷹が舞っている |
47 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
48 | 水洟や鼻の先だけ暮れ残る |
49 | 自から其頃となる釣忍 |
50 | 山風にもまるゝ影や鳥おどし |
2024年9月26日 13時05分更新(随時更新中)