現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年8月30日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
3 | トランプの王家悲しげ四月馬鹿 |
4 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
5 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
6 | 牡丹百二百三百門一つ |
7 | ちんぽこもおそそも湧いてあふるる湯 |
8 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
9 | カンナ咲く遥かな海を照らしつつ |
10 | 宵々に雪踏む旅も半ばなり |
11 | 肩に来て人懐かしや赤蜻蛉 |
12 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
13 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
14 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
15 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
16 | 銅鐸に線描の鳥稲の花 |
17 | 銀河濃しいくたび人と別れたる |
18 | 腕立ての遂に伏したる夏畳 |
19 | 沢庵の石の落ち着く寒暮かな |
20 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
21 | ちなみぬふ陶淵明の菊枕 |
22 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
23 | 今日ありて銀河をくぐりわかれけり |
24 | 小春日や石を噛み居る赤蜻蛉 |
25 | 別るるや夢一筋の天の川 |
26 | その中に崩落の音花カンナ |
27 | 母の魂梅に遊んで夜は還る |
28 | 辻褄は合はせるものよ衣被 |
29 | 蛍火や疾風のごとき母の脈 |
30 | ひぐらしや遠き日密にしてしまふ |
31 | みづうみへこころ傾く葛の花 |
32 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
33 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
34 | 水すまし水の四隅にゆかず昏る |
35 | 父はやく死にしあと母風の盆 |
36 | 母の視野のなかの起き伏し春嵐 |
37 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
38 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
39 | 冬の寺大ろうそくが揺らす影 |
40 | 桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな |
41 | 睡蓮のほとり明るしこぬか雨 |
42 | 馬つなぎ石小さくて冬めける |
43 | 二百十日晴れスクランブル交差点 |
44 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
45 | 夕方の影あいまいに春障子 |
46 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
47 | 治まらぬ乱れに閻魔夏バテす |
48 | クリスマス妻のかなしみいつしか持ち |
49 | 閂をかけて見返る虫の闇 |
50 | ふるさとの秋草高き駅に佇つ |
2024年4月26日 23時23分更新(随時更新中)