現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年の年間キーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
4 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
5 | いなびかり北よりすれば北を見る |
6 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
7 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
8 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
9 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
10 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
11 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
12 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
13 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
14 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
15 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
16 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
17 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
18 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
19 | 星空へ店より林檎あふれをり |
20 | 水枕ガバリと寒い海がある |
21 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
22 | 重ね着の中に女のはだかあり |
23 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
24 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
25 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
26 | かつて馬車駆りし胡同の春惜しむ |
27 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
28 | ものの種にぎればいのちひしめける |
29 | 跳箱の突手一瞬冬が来る |
30 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
31 | 分け入つても分け入つても青い山 |
32 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
33 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
34 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
35 | 暗黒や 関東平野に 火事一つ |
36 | しぐるるや死なないでゐる |
37 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
38 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
39 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
40 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
41 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
42 | ちなみぬふ陶淵明の菊枕 |
43 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
44 | 去年今年貫く棒の如きもの |
45 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
46 | 芋の露連山影を正しうす |
47 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
48 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
49 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
50 | 方丈の大庇より春の蝶 |
2024年9月22日 16時29分更新(随時更新中)