現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年1月19日のデイリーキーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
3 | 相逢うて飯食う疲れ遠花火 |
4 | 生きかはり死にかはりして打つ田かな |
5 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
6 | 恋猫の恋する猫で押し通す |
7 | せきをしてもひとり |
8 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
9 | 寒鴉歩けば動く景色かな |
10 | 三寒四温夜は尚更よ碁石を置く |
11 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
12 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
13 | 葉桜の中の無数の空さわぐ |
14 | 春ひとり槍投げて槍に歩み寄る |
15 | 天耕の峯に達して峯を越す |
16 | 大寒の街に無数の拳ゆく |
17 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
18 | 群れてなほ孤高の響き水芭蕉 |
19 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
20 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
21 | 去年今年貫く棒の如きもの |
22 | 霜柱俳句は切字響きけり |
23 | 冬かもめ真昼は大きな忘れもの |
24 | 村靜か玻璃戸に映る吊し柿 |
25 | 大賢は大愚に似たり生身魂 |
26 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
27 | 海とどまりわれら流れてゆきしかな |
28 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
29 | 馬頭観音祖父ぐぢやぐぢやにあそぶなり |
30 | 海のほか海しか見えず実玫瑰 |
31 | 湧き水の砂吐くところ夏生る |
32 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
33 | 雪残る頂き一つ国境 |
34 | 雪月花わけても花のえにしこそ |
35 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
36 | 麗しき春の七曜またはじまる |
37 | 巌襖しづかに鷹のよぎりつつ |
38 | 極寒の塵もとどめず岩ぶすま |
39 | 凍蝶となるまで生きることの意味 |
40 | あんかうや孕み女の釣るし斬り |
41 | 船霊の湾に赤絵の皿を積み |
42 | 白梅のあと紅梅の深空あり |
43 | 初大師骨董市を二度まはり |
44 | 探梅や遠き昔の汽車にのり |
45 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
46 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
47 | 大寒の埃の如く人死ぬる |
48 | きさらぎの鴉声まで黝くなり |
49 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
50 | 勾玉の里や双手に寒蜆 |
2025年8月29日 07時12分更新(随時更新中)