現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年9月30日のデイリーキーワードランキング
1 | 立山は青し梢の囮籠 |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | せきをしてもひとり |
4 | 鶫死して翅拡ぐるに任せたり |
5 | くらがりに供養の菊を売りにけり |
6 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
7 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
8 | 枯れ蓮の枯れ切るところ幾柱 |
9 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
10 | 肩に来て 人懐かしや 赤蜻蛉 |
11 | 芋の露連山影を正しうす |
12 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
13 | ここまでと踵返せり大花野 |
14 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
15 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
16 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
17 | み仏に美しきかな冬の塵 |
18 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
19 | 秋の灯にひらがなばかり母へ文 |
20 | 俺に是非を説くな激しき雪が好き |
21 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
22 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
23 | 方丈の大庇より春の蝶 |
24 | 水枕ガバリと寒い海がある |
25 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
26 | 菊日和付かず離れず添ふ八十路 |
27 | 子規逝くや十七日の月明に |
28 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
29 | かざぐるま風を忘れて戻り来る |
30 | ころぶすや蜂腰なる夏瘦女 |
31 | 木の根明く胎児はなにを見てをるや |
32 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
33 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
34 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
35 | 桜蓼やさしさいつもうしろより |
36 | 本読めば本の中より虫の声 |
37 | 羅や人悲します恋をして |
38 | 贅沢は敵と育ちぬちやんちやんこ |
39 | 藍ゆかた一本独鈷の博多帶 |
40 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
41 | 春岬羽の付け根がこりこりす |
42 | 別るるや夢一筋の天の川 |
43 | これ以上枯れぬと枯木たつてをり |
44 | しろがねの水蜜桃や水の中 |
45 | 吹きおこる秋風鶴をあゆましむ |
46 | どこまでが花どこからが花の闇 |
47 | 鶏頭の 十四五本もありぬべし |
48 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
49 | 死ぬ時はしろがねの息冬の蝶 |
50 | 天よりもかがやくものは蝶の翅 |
2024年9月21日 18時07分更新(随時更新中)