現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2012年1月26日のデイリーキーワードランキング
1 | みちのくの伊達の郡の春田かな |
2 | 泉への道後れゆく安けさよ |
3 | 蜻蛉行く後ろ姿の大きさよ |
4 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
5 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
6 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
7 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
8 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
9 | 輪踊の輪の崩れより春寒し |
10 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
11 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
12 | うしろ姿の時雨てゆくか |
13 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
14 | 竜天に昇る暁雲輝やかし |
15 | 半世紀過ぎたる社屋寒晴れぬ |
16 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
17 | みんな夢雪割草が咲いたのね |
18 | 二・二六とは違う閉塞春寒し |
19 | 分け入つても分け入つても青い山 |
20 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
21 | 日が伸びるのも孝行の一つかな |
22 | 春の土荒れて筋ひく竹箒 |
23 | 七十路の帰省子となり香を薫く |
24 | 本読めば本の中より虫の声 |
25 | 安宿とあなどるなかれ桜鯛 |
26 | 牡丹百二百三百門一つ |
27 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
28 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
29 | 海に出て木枯帰るところなし |
30 | 揚子江を越え来し風船それっきり |
31 | ものの種にぎればいのちひしめける |
32 | 牛肉や濛濛凍るダンボール |
33 | 李白思えばすぐ酔う雪のひとり酒 |
34 | 虫螻蛄と侮られつつ生を享く |
35 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
36 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
37 | 探梅やみささぎどころたもとほり |
38 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
39 | 鳥帰るいづこの空もさびしからむに |
40 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
41 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
42 | のみ干す酒いま春月は一円燈 |
43 | み仏に美しきかな冬の塵 |
44 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
45 | 痰一斗糸瓜の水も間に合はず |
46 | 連れ立ちて不動詣での団扇手に |
47 | 柊の花一本の香りかな |
48 | 比良ばかり雪をのせたり初諸子 |
49 | 鳥の歩巾美しい冬風のなか |
50 | 早春の庭をめぐりて門を出でず |
2024年9月27日 04時59分更新(随時更新中)