現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年5月10日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
3 | 酔漢の睡りの中も飛花落花 |
4 | 狡休みせし吾をげんげ田に許す |
5 | 九十九里浜に白靴提げて立つ |
6 | 飛花落花命ひらひらしていたる |
7 | 女身仏に春剥落のつづきをり |
8 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
9 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
10 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
11 | 冬深みゆくほど旨き底魚 |
12 | 結び目のすんなり解けし花菜風 |
13 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
14 | いなびかり北よりすれば北を見る |
15 | 母の日や母に大きな知恵袋 |
16 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
17 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
18 | 蝶追ふて春山深く迷ひけり |
19 | 飛花落花昭和を忘れたい人に |
20 | 川の名はいつしか変はる遊び船 |
21 | ちるさくら海あをければ海へちる |
22 | ジャスミンの歩道清しい富士の裾 |
23 | 穀雨かな世の一隅に安らぎて |
24 | てふてふうらうら天へ昇るか |
25 | 舟一つたゆたふ湖や春がすみ |
26 | ときどきは鱗を見せて虎が雨 |
27 | 若楓奔流町の端を過ぎ |
28 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
29 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
30 | 麦秋の中なるが悲し聖廃虚 |
31 | 光年の中の瞬の身初日燃ゆ |
32 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
33 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
34 | 飽きるほど海を見てきて柏餅 |
35 | 祖母の声茉莉花匂う闇がある |
36 | 水鶏笛きつと芭蕉を呼び寄せる |
37 | 仏にも憤怒と微笑花嵐 |
38 | 胎内に朝の木はあり憂かりけり |
39 | 生き急ぎては塩舐むる祭の日 |
40 | 折れそうな手足の母と三が日 |
41 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
42 | 苗代の水を平らにして眠る |
43 | 八月や山行かばとて帰らざる |
44 | 銀漢のなだれこみたり分水嶺 |
45 | たらちねの母の乳房や布袋草 |
46 | 見上ぐるも見下ろすもよし花の山 |
47 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
48 | きみと会う九月丸太ン棒をわたり |
49 | 小さな村の小さな祠夏来たる |
50 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
2024年9月23日 19時38分更新(随時更新中)