現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2011年4月27日のデイリーキーワードランキング
1 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
2 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
3 | 舟一つたゆたふ湖や春がすみ |
4 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
5 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
6 | 星空へ店より林檎あふれをり |
7 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
8 | 朧月 天保銭で払います |
9 | うすぐもり都のすみれ咲きにけり |
10 | まさをなる空よりしだれざくらかな |
11 | 手をあげて足をはこべば阿波踊 |
12 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
13 | 考える人は考え昭和の日 |
14 | 芋の露連山影を正しうす |
15 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
16 | 山赤くひだるき草と歩くなり |
17 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
18 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
19 | 春浅き水を渉るや鷺一つ |
20 | 飽きるほど海を見てきて柏餅 |
21 | 水の無い水槽が好き 白夜 |
22 | 霧のなか周りに霧のなかりけり |
23 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
24 | 星屑や鬱然として夜の新樹 |
25 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
26 | ゆく雁やふたたび声すはろけくも |
27 | ゆるやかに着てひとと逢ふ蛍の夜 |
28 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
29 | 淡からず白夜の国のシャンデリア |
30 | 分け入つても分け入つても青い山 |
31 | 何気ない零れ時間に汲む新茶 |
32 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
33 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
34 | 山見えぬ日も山へ咲く桐の花 |
35 | 菫程な小さき人に生れたし |
36 | やんちゃめく団地サイズのこいのぼり |
37 | 幸せを下方修正鳥雲に |
38 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
39 | 蒟蒻を掘らなアラファト悼みつつ |
40 | いつ死ぬる金魚と知らず美しき |
41 | 仏の掌かくぬくからむ冬田背に |
42 | ラケットに遠い青春リラの花 |
43 | 甘茶仏虹は海棠より淡く |
44 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
45 | 浴衣着て少女の乳房高からず |
46 | 若鮎の二手になりて上りけり |
47 | 鯉のぼり風力一の風孕み |
48 | 女下駄の音のこまやかに花おぼろ |
49 | 金魚手向けん肉屋の鉤に彼奴を吊り |
50 | どちらかと言へば麦茶の有難く |
2024年9月20日 17時03分更新(随時更新中)