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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2017年12月6日のデイリーキーワードランキング

1

せきをしてもひとり
2

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
3

海に出て木枯帰るところなし
4

万緑の中や吾子の歯生え初むる
5

しんしんと肺碧きまで海の旅
6

書初の筆の力の余りけり
7

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
8

かりかりと蟷螂蜂の皃を食む
9

鰯雲人に告ぐべきことならず
10

外にも出よ触るるばかりに春の月
11

小春日や隣家の犬の名はピカソ
12

恋猫の恋する猫で押し通す
13

春風や闘志いだきて丘に立つ
14

去年今年貫く棒の如きもの
15

玫瑰や今も沖には未来あり
16

星空へ店より林檎あふれをり
17

芋の露連山影を正しうす
18

こんなよい月を一人で見て寝る
19

歌留多とる皆美しく負けまじく
20

咳の子のなぞなぞあそびきりもなや
21

青空や花は咲くことのみ思ひ
22

車にも仰臥という死春の月
23

乙鳥はまぶしき鳥となりにけり
24

滝落ちて群青世界とどろけり
25

冬菊のまとふはおのがひかりのみ
26

白牡丹といふといへども紅ほのか
27

ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに
28

春雷や胸の上なる夜の厚み
29

俺に是非を説くな激しき雪が好き
30

流れ行く大根の葉の早さかな
31

母の日のてのひらの味塩むすび
32

糸瓜咲て痰のつまりし仏かな
33

啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々
34

蟇ないて唐招提寺春いづこ
35

どうすればいいのと思う漱石忌
36

鰯雲この一族の大移動
37

赤い椿白い椿と落ちにけり
38

初富士の大きかりける汀かな
39

神農の虎のじやけんに振られつつ
40

冬の水一枝の影も欺かず
41

古池や蛙飛びこむ水の音
42

死にし人別れし人や遠花火
43

空にこぼした答えもあるさオリオン座
44

ひとりより百人が好きかすみ草
45

山国の蝶を荒しと思はずや
46

黒松の一幹迫る寒灯下
47

牡丹百二百三百門一つ
48

鶏頭の 十四五本もありぬべし
49

勇気こそ地の塩なれや梅真白
50

夏嵐机上の白紙飛び尽す


2024年9月21日 17時03分更新(随時更新中)
 

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