現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年10月29日のデイリーキーワードランキング
1 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
2 | せきをしてもひとり |
3 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
4 | すさまじき真闇となりぬ紅葉山 |
5 | ねんねこの中で歌ふを母のみ知る |
6 | どうしようもないわたしが歩いてゐる |
7 | 秋空を二つに断てり椎大樹 |
8 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
9 | 桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな |
10 | あぶらなの花にはろけささしかかる |
11 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
12 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
13 | 海に出て木枯帰るところなし |
14 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
15 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
16 | 行く我にとどまる汝に秋二つ |
17 | 炎天の空美しや高野山 |
18 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
19 | しぐるるや死なないでゐる |
20 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
21 | 春の日や あの世この世と 馬車を駆り |
22 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
23 | 奉公にゆく誰彼や海蠃廻し |
24 | 老猫の半眼のまま日向ぼこ |
25 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
26 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
27 | コスモスの花あそびをる虚空かな |
28 | 秋の航一大紺円盤の中 |
29 | ねんねこの子に吊革のよく揺れる |
30 | こんなよい月を一人で見て寝る |
31 | 立冬の光がばりと肥満鯉 |
32 | 炉開きの一碗の福掌に包む |
33 | 水中の河馬が燃えます牡丹雪 |
34 | 鞦韆や風をはらみてみな帰る |
35 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
36 | 山桃の日陰と知らで通りけり |
37 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
38 | 深吉野の翳を深めし余花残花 |
39 | 葉桜の中の無数の空さわぐ |
40 | 恋ともちがふ紅葉の岸をともにして |
41 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
42 | 遠雪嶺怒りしあとは歯がゆるむ |
43 | 杭ひとつあれば迷はず秋落暉 |
44 | 分け入つても分け入つても青い山 |
45 | 熊の子が飼はれて鉄の鎖舐む |
46 | 諸氏半身紅葉もうはんぶんは悪 |
47 | 障子しめて四方の紅葉を感じをり |
48 | あけびの実軽しつぶてとして重し |
49 | 水枕ガバリと寒い海がある |
50 | 小さな秋優しい声を聞きました |
2024年9月25日 08時48分更新(随時更新中)