現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2020年3月18日のデイリーキーワードランキング
1 | 帯の鈴聞こえ鮟鱇鍋来たる |
2 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
3 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
4 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
5 | 初富士を隠さふべしや深庇 |
6 | 働いて日の短かくてやはらかし |
7 | けふの月馬も夜道を好みけり |
8 | 空襲の夜を知る川ぞ陽炎へる |
9 | 凍蝶となるまで生きることの意味 |
10 | お降りや神域に入る禊とし |
11 | 地の涯に倖せありと来しが雪 |
12 | 嗚呼と言えば淋しい蛇が穴を出る |
13 | 霜柱俳句は切字響きけり |
14 | 毎年よ彼岸の入りに寒いのは |
15 | ばか、はしら、かき、はまぐりや春の雪 |
16 | 春の水岩を抱いて流れけり |
17 | 鬼房を句敵ににして菊を食ぶ |
18 | 漬物桶に塩ふれと母は産んだか |
19 | 会者定離繰り返しきし水打てり |
20 | あえかなる虹秋天に昇華せり |
21 | 愛なくて時雨を待っている一人 |
22 | 仰向きに椿の下を通りけり |
23 | 白梅や老子無心の旅に住む |
24 | 兄以上恋人未満掻氷 |
25 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
26 | 悲哀ですヒアシンスですピアスです |
27 | つくづくと猫の爪痕春の夜や |
28 | マロニエの香り漂う夜のカフェ |
29 | 初富士の大きかりける汀かな |
30 | 土用波遠くこぼれたジャムを拭く |
31 | 竜天に昇る暁雲輝やかし |
32 | 厄除けの破魔矢を買ひて身のかろし |
33 | 春寒やぶつかり歩く盲犬 |
34 | からすの村からすより大きい囮のからす |
35 | 雲の峰いくつ崩れて月の山 |
36 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
37 | 高々と蝶こゆる谷の深さかな |
38 | さくら咲きあふれて海へ雄物川 |
39 | ふくろふに真紅の手毬つかれをり |
40 | ああといひて吾を生みしか大寒に |
41 | ああみんなわかものなのだ天の川 |
42 | さあ夏だ勝負どころの中七だ |
43 | ああ言へばかう言ふ年の又明くる |
44 | 春の野へ乗って行こうか縄電車 |
45 | 藍茂り初めし濃みどり薄みどり |
46 | たつぷりと青空のこし宵戎 |
47 | お数珠袋にどんぐり一つ忌を修す |
48 | 芽吹くもの白く見えそむ雑木山 |
49 | ああ大和にし白きさくらの寝屋に咲きちる |
50 | 小悪魔的遺伝子のスイートピー |
2024年9月22日 23時59分更新(随時更新中)