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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2015年9月22日のデイリーキーワードランキング

1

つきぬけて天上の紺曼珠沙華
2

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
3

せきをしてもひとり
4

どの子にも涼しく風の吹く日かな
5

みくじ凶知らぬまに雪やみてをり
6

外にも出よ触るるばかりに春の月
7

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
8

遠山に日の当りたる枯野かな
9

虫の音や一語探して灯消す
10

喜寿傘寿まだまだ若き竹の春
11

曼珠沙華あつけらかんと道の端
12

重ね着の中に女のはだかあり
13

水の色は水色だから秋明菊
14

曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ
15

春の雪掘る死にし蝶探すごと
16

トランクは空を飛ぶもの賢治の忌
17

女郎花少しはなれて男郎花
18

いなびかり北よりすれば北を見る
19

ねむりても旅の花火の胸にひらく
20

英霊も秋風に夕まぎれつゝ
21

黄金田の方へ曲がりし鼓笛隊
22

曼珠沙華抱くほどとれど母恋し
23

喫泉に口あまやかす雪のなか
24

赤い椿白い椿と落ちにけり
25

やまかがし美しく川渡りおる
26

新米を供えながらも恨み言
27

鶏頭の十四五本もありぬべし
28

秋風や心の中の幾山河
29

金亀子 擲つ闇の 深さかな
30

分け入つても分け入つても青い山
31

桐一葉日当りながら落ちにけり
32

空をはさむ蟹死にをるや雲の峰
33

日が暮れて暮れ残りたる赤い靴
34

咲き満ちてこぼるる花もなかりけり
35

書簡集の一隅湧水のごとく
36

鯛焼きの泳いでとおる梅の花
37

今の世も男と女西鶴忌
38

やり羽子や油のやうな京言葉
39

口むすぶ鯉みて帰る秋彼岸
40

鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉
41

宵闇の末の松山より少年
42

ラムネ飲み海を解放してあげる
43

稲刈りの昼餉銀行員が来る
44

長生きや口の中まで青薄
45

ここまでと踵返せり大花野
46

生えそめし歯に新米の離乳食
47

相逢うて飯食う疲れ遠花火
48

黄落とはいっさい放下樺林
49

銀髪に風の存問 みなとの秋
50

牡丹百二百三百門一つ


2024年4月20日 06時28分更新(随時更新中)
 

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