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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2014年9月21日のデイリーキーワードランキング

1

算術の少年しのび泣けり夏
2

かつて馬車駆りし胡同の春惜しむ
3

水枕ガバリと寒い海がある
4

せきをしてもひとり
5

人のもの質に置きけり暮の秋
6

つきぬけて天上の紺曼珠沙華
7

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
8

毎年よ彼岸の入りに寒いのは
9

いなびかり北よりすれば北を見る
10

赤い椿白い椿と落ちにけり
11

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
12

体育祭雲押し上げる熱気あり
13

暗黒や関東平野に火事一つ
14

桐一葉日当りながら落ちにけり
15

算術の少年しのび泣けり夏 -
16

菜の花がしあはせさうに黄色して
17

沢庵の石の落ち着く寒暮かな
18

戦争が廊下の奥に立つてゐた
19

妻と寝て銀漢の尾に父母います
20

ほととぎすあすはあの山こえて行かう
21

プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ
22

ふくろうに聞け快楽のことならば
23

行進が昭和のふりする体育祭
24

水の地球すこしはなれて春の月
25

鰯雲人に告ぐべきことならず
26

霜夜子は泣く父母よりはるかなるものを呼び
27

七夕や広げて見入る青写真
28

笑っても沢庵漬けは噛み切れぬ
29

春風や闘志いだきて丘に立つ
30

おそるべき君等の乳房夏来る
31

跳箱の突手一瞬冬が来る
32

をりとりてはらりとおもきすすきかな
33

夜の秋蹠拭けばこころ足る
34

生きること一と筋がよし寒椿
35

遠山に日の当りたる枯野かな
36

古池や蛙飛びこむ水の音
37

もの置けばそこに生れぬ秋の蔭
38

とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな
39

夢の世に葱を作りて寂しさよ
40

芋の露連山影を正しうす
41

混沌の中確かなりチチロ鳴く
42

飛行機雲空かけ上る枯野に春
43

鶏頭の十四五本もありぬべし
44

星空へ店より林檎あふれをり
45

薄氷の吹かれて端の重なれる
46

秋空を二つに断てり椎大樹
47

葉桜や人に知られぬ昼あそび
48

海に出て木枯帰るところなし
49

秋空に風の道ありさざ波す
50

喜寿傘寿まだまだ若き竹の春


2024年4月26日 22時39分更新(随時更新中)
 

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