現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2019年11月16日のデイリーキーワードランキング
1 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
2 | 肩書きは民生委員大根引く |
3 | 小春日や隣家の犬の名はピカソ |
4 | 海に出て木枯帰るところなし |
5 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
6 | せきをしてもひとり |
7 | 月の夜の柱よ咲きたいならどうぞ |
8 | 山茶花の散りつぐ野外コンサート |
9 | 梨の花さて極楽をどう生きる |
10 | 山茶花やいくさに敗れたる国の |
11 | 去年今年貫く棒の如きもの |
12 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
13 | 背泳ぎにしんとながるる鷹一つ |
14 | はつふゆという籠り音を愛すかな |
15 | 瑞照りの蛇と居りたし誰も否 |
16 | 銃後といふ不思議な町を丘で見た |
17 | 二三枚裏返し見る朴落葉 |
18 | 金亀子擲つ闇の深さかな |
19 | 憲兵の前で滑つて転んぢやつた |
20 | 凩の果はありけり海の音 |
21 | 天近く畑打つ人や奥吉野 |
22 | 蝶になる途中九億九光年 |
23 | 菜の花といふ平凡を愛しけり |
24 | よろこべばしきりに落つる木の実かな |
25 | 竹馬やいろはにほへとちりぢりに |
26 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
27 | 墓のうらに廻る |
28 | 夏の山国母いてわれを与太と言う |
29 | 叱られて目をつぶる猫春隣 |
30 | 沼いちめん木片乾わき拡がる慰藉 |
31 | 星空へ店より林檎あふれをり |
32 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
33 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
34 | 今年竹晩齢の涯蒼茫と |
35 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
36 | 七夕や髪ぬれしまま人に逢ふ |
37 | 芽木の山探しきれないキーワード |
38 | 背泳ぎの空のだんだんおそろしく |
39 | 笠へぽつとり椿だつた |
40 | マリが住む地球に原爆などあるな |
41 | 六十ですべてを捨つる梅一輪 |
42 | 肉食家族に黄砂は夜を流れおり |
43 | 人はみななにかにはげみ初桜 |
44 | さようなら言いたくはなし春の宵 |
45 | 善人と歩く日向の枇杷の花 |
46 | 山裾はかすみ易くて鳥けもの |
47 | 玉の如き小春日和を授かりし |
48 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
49 | 古九谷の招いておりぬ梨を剥く |
50 | 潜りたる茅の輪に水の匂ひせり |
2024年4月18日 16時52分更新(随時更新中)