現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年11月26日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 海に出て木枯帰るところなし |
3 | 万緑や死は一弾を以て足る |
4 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
5 | 初冬の竹緑なり詩仙堂 |
6 | 背を正すこともなくなり寒椿 |
7 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
8 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
9 | 岬より船に石積む冬谺 |
10 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
11 | 涼しけれ睫毛夕日に灼かれつつ |
12 | 朴散華即ちしれぬ行方かな |
13 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
14 | こほろぎのこの一徹の貌を見よ |
15 | 小春日や石を噛み居る赤蜻蛉 |
16 | 冬安居いっせいに鴉いなくなる |
17 | 大寺を包みてわめく木の芽かな |
18 | 水仙や古鏡の如く花をかかぐ |
19 | 綿雲のかたまり動く冬の黙 |
20 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
21 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
22 | 生きかはり死にかはりして打つ田かな |
23 | 梨咲くと葛飾の野はとの曇り |
24 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
25 | 年男投げた豆にも福が来る |
26 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
27 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
28 | クリスマス地に来ちちはは舟をこぐ |
29 | 逝く秋のからくれなゐの心意気 |
30 | 雪深し捨て身に生きて牛歩かな |
31 | たとふれば独楽のはじける如くなり |
32 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
33 | 凩や海に夕日を吹き落す |
34 | 萬緑や死は一弾を以て足る |
35 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
36 | 眠らんとす汝静かに蠅を打て |
37 | 花かりん少女の湖を思うかな |
38 | おちついて死ねそうな草萌ゆる |
39 | いつせいにきのこ隠るる茸狩 |
40 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
41 | 日だまりに透き恍惚の冬の蝶 |
42 | 冬蕪の真つ白な尻積みあげゆく |
43 | 分け入つても分け入つても青い山 |
44 | 冬茜送るにみんな立ちあがる |
45 | ふるさとは海に溺れよ茜雲 |
46 | 雪残る頂き一つ国境 |
47 | 凍夜この山より山と山とかさなりてあり |
48 | 水枕ガバリと寒い海がある |
49 | 料峭や見知らぬ町のガスタンク |
50 | 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな |
2025年8月28日 20時22分更新(随時更新中)