現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2025年7月25日のデイリーキーワードランキング
1 | ちるさくら海あをければ海へちる |
2 | 山越える山のかたちの夏帽子 |
3 | 傀儡師そこまで旅に出てゐるぞ |
4 | 身の中のまつ暗がりの螢狩り |
5 | 泰山木すこしさがりて水に見る |
6 | 消えてなほ残像空に秋の虹 |
7 | 花莚このまま空を飛ぶつもり |
8 | ああ大和にし白きさくらの寝屋に咲きちる |
9 | 甲冑の肩のおとろへ虎落笛 |
10 | 手を打てば鴨を残して川鵜去る |
11 | 子を返せ!春無き母の皺無残 |
12 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
13 | 老鶯や溶岩に松ある散歩道 |
14 | 枯柏の俄によ立つ獣径 |
15 | 孤島にて/不眠の鴉/白くなる |
16 | つり鐘の蔕のところが渋かりき |
17 | ギリシア人夜の魚を食べにけり |
18 | 露の山川母郷とよびて亡びむか |
19 | 春月を抱くには足らぬ腕かな |
20 | 尼僧トイレへ急ぐ春になっている |
21 | 咳込んで剥製の眼を拾いけり |
22 | 現実化されつつ滅ぶあめんぼう |
23 | ゆふぐれは紙の音する櫻まじ |
24 | 郭公や祈るしぐさで積むケルン |
25 | 霧月夜美して一夜ぎり |
26 | 水枕干されて海の駅にあり |
27 | こらへたるは尾の筋力や蘭鋳 |
28 | 歯のようにかがやく非在、水仙の |
29 | 人の世の闇の深さや蛍の火 |
30 | 箸ひそと運ぶ二人の冬桜 |
31 | 無人島の天子とならば涼しかろ |
32 | 翅わつててんたう虫の飛びいづる |
33 | 欲情やとぎれとぎれに春の蝉 |
34 | 歳旦や虚構す文字の冴えやすし |
35 | 複眼の殺気放てり鬼やんま |
36 | 水音に朝のひらかず夏落葉 |
37 | 雪のかがやき写楽絵のまづ浮かれ |
38 | 雲の峰 いくつ崩れて 月の山 |
39 | 枯野電車の終着駅より歩き出す |
40 | 水無月の橋一僧を通しけり |
41 | クリムトの永久の抱擁バラの朝 |
42 | 涙こらえて残照の中のチビ |
43 | 左手の次は右手で蛸を食う |
44 | 北欧の船腹垂るる冬鴎 |
45 | 仏性は白き桔梗にこそあらめ |
46 | 逝きにけり泥葱土間に置きしまま |
47 | 見て見ないふり同じ齢の死亡欄 |
48 | 楊梅を含みさきたま古墳群 |
49 | 先生の銭かぞへゐる霜夜かな |
50 | 衒ひなき顔ばせ乾く道をしへ |
2025年8月30日 09時46分更新(随時更新中)