現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年4月23日のデイリーキーワードランキング
1 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
4 | 朧夜の泥の封ぜし黒ピアノ |
5 | 穀雨かな世の一隅に安らぎて |
6 | せきをしてもひとり |
7 | 春寒し水田の上の根なし雲 |
8 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
9 | 家々や菜の花いろの燈をともし |
10 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
11 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
12 | 帰らなんいざ草の庵は春の風 をやめる) |
13 | 噴水にひろごりやまず鰯雲 |
14 | ちるさくら海あをければ海へちる |
15 | 合併の市長選挙や風疼く |
16 | いなびかり北よりすれば北を見る |
17 | 村靜か玻璃戸に映る吊し柿 |
18 | 焚火の輪選挙運動する人も |
19 | 雷鳴に暴れ出したる鯉のぼり |
20 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
21 | 柿若葉重なりもして透くみどり |
22 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
23 | 考える人は考え昭和の日 |
24 | 穀雨なる決断の指開きつつ |
25 | 寒い指立てて東京タワー消す |
26 | 毛布被り孤島となりて泣きにけり |
27 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
28 | たんぽぽや一天玉の如くなり |
29 | 夏の選挙ふぐり揺らして犬吠ゆる |
30 | けふ我は揚羽なりしを誰も知らず |
31 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
32 | 葛城の山懐に寝釈迦かな |
33 | 緋連雀一斉に立つてもれもなし |
34 | 鉛筆一本田川に流れ春休み |
35 | 波音の絶ゆることなし八雲の忌 |
36 | 春の星こんなに人が死んだのか |
37 | さきだてる鵞鳥踏まじと帰省かな |
38 | 還らじの人指折りて花朧 |
39 | 体育の日の裏門を開け放つ |
40 | ひえびえと来るものを知る黒髪の芯 |
41 | 咳をしても一人 |
42 | 早春の庭をめぐりて門を出でず |
43 | 樹語鳥語まなこを開き五月来る |
44 | 粛々と雪の曼陀羅広がりぬ |
45 | 早立ちの声過ぎゆけり露葎 |
46 | なごり雪ポケットひろく開けておく |
47 | サングラス掛けて妻にも行くところ |
48 | 清明や街道の松高く立つ |
49 | 夢に浮く身風呂にしずむ身四月尽 |
50 | 望郷や秋に別れの嘘一つ |
2024年9月24日 16時01分更新(随時更新中)