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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2017年2月24日のデイリーキーワードランキング

1

滝落ちて群青世界とどろけり
2

満天の星に旅ゆくマストあり
3

月光ほろほろ風鈴に戯れ
4

せきをしてもひとり
5

万緑の中や吾子の歯生え初むる
6

バスを待ち大路の春をうたがはず
7

芋の露連山影を正しうす
8

山国の蝶を荒しと思はずや
9

合鴨の百態植田揺すりをり
10

プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ
11

いくたびも雪の深さを尋ねけり
12

谷に鯉もみ合う夜の歓喜かな
13

咳の子のなぞなぞあそびきりもなや
14

がんばるわなんて言うなよ草の花
15

鶏頭の十四五本もありぬべし
16

越の香を抱き白鳥の北帰行
17

嵯峨野路の竹さわさわと春立ちぬ
18

一句二句三句四句五句枯野の句
19

闘鶏の眼つぶれて飼はれけり
20

ひこばゆる木の名を知らず親不孝
21

冬蜂の死にどころなく歩きけり
22

母と寝る一夜豊かに虫の声
23

隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな
24

勇気こそ地の塩なれや梅真白
25

故郷は轍にかかる蝶の翅
26

冬の水一枝の影も欺かず
27

町空のつばくらめのみ新しや
28

露の玉蟻たぢたぢとなりにけり
29

敗戦忌蝉より多い蝉の穴
30

おちついて死ねそうな草萌ゆる
31

大いなる籠を探せり冬の鵙
32

草原に溺れてゐたり虹の脚
33

風鈴の音が眼帯にひびくのよ
34

水枕ガバリと寒い海がある
35

時ものを解決するや春を待つ
36

遠山に日の当りたる枯野かな
37

戦争が廊下の奥に立つてゐた
38

母方やまず鶏舎より灯のともり
39

ゆく雁やふたたび声すはろけくも
40

まくなぎとなりて山河を浮上せる
41

あたたかな雨が降るなり枯葎
42

蝉穴といふ寂寞をのぞき見る
43

来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり
44

去年今年貫く棒の如きもの
45

うまれ死ぬならい身内のもがり笛
46

白牡丹といふといへども紅ほのか
47

春惜しむ心と別に命愛し
48

古池や蛙飛びこむ水の音
49

ものの種にぎればいのちひしめける
50

猫じゃらししゃららん即興音快調


2024年4月27日 03時06分更新(随時更新中)
 

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